「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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11月

自分で無理を計画することで伸びる

キャリアを築く3つの方法

自分で無理を計画することで伸びる

人は、どうやって成長するのでしょか?
何が、人を成長させるのでしょうか?

10年経験と言っても安心して任せられない人がいます。
その反面、あっという間に一人前になる人がいます。

何が違うのでしょうか?

平成元年に独立してから
たくさんの中小企業のお仕事をさせていただきました。

そこで、やればできる意慾も能力もあるのに
上手くできていない社員や会社を見てきました。

もったいないです。

上手く行っている人、会社と比べて
何が違うんでしょうか?

上手く行っている人・会社は
 ・失敗から学びます
 ・記録で残して共有しています
 ・同じ失敗を繰り返しません
これです。

ここが違うんです。

できていない人は
 ・失敗は、嫌なことです
 ・もうやりたくないと忘れます
 ・そして、繰返します
できていない会社は
 ・失敗から学んだ人が辞めます
 ・辞めるとノウハウが無くなります
 ・優秀な人が欲しいと嘆き
 ・新人が入って、同じ失敗から学びます
こうなるので
個人にも会社にも知恵が蓄積できません。

ここが問題です。

そこで解決策は!「キャリアを築く3つの方法」

3つの解決策があります。

——————————-
1.自分の興味で積上げる

  興味に従って
  気がついたこと
  大切だと思うこと
  日々積上げる
  
  記録に残すことです

——————————-
2.学習・教育で期間を短くする

  成長は、失敗や障害からの「気づき」です
  現場の中の出来事から学びます
  それには時間がかかるので
  その時間を学習や教育で短縮します

  他の人の経験を学ぶ事で早くなります

——————————-
3.小さな立ち上がりを意識して創る

  自分で小さなテーマを決めて挑戦します
  そのテーマを乗越えるごとに成長します
  新しい視点で、見ることができます

  自分で考え、自分でやる 自立と自律

理屈は簡単です。
でも、なかなか難しい。

誰もが、自分は
 ・頑張っている
 ・他の人より一生懸命やっている
 ・ちょっと無理してる
と日々の仕事の忙しさに逃げている場合が多いんです。

自戒を込めて..

無理してるよ、頑張っているよ..
と頭に浮かんだら..

昨日と何が違うのか?
先月から何が積み上がったのか?
この先、どう進んで行くのか?
と自問自答してみましょう。

答えられなかったら?
目の前の忙しさに流されて言い訳しているだけです。
何年たっても、作業の習熟度が上がる程度の
成長しか期待できません。

この3つで考えてみませんか!

もちろん、私もです。

ちょっと無理する、ちょっと頑張るを
計画して積上げましょう。

そうでないと、流されてしまいます。

経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

図解:経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

経営者・社員の「悩み」の解決策を考える

仕事をしていると悩みは尽きません。

経営者には、経営者の悩み、
社員には、社員の悩みがあります。

私も若い時は、社員として会社の問題を指摘していました。
でも、独立すると見える世界が違います。
経営者の方と接すると、悩みも聞こえてきます。

どちらが一方的に問題があるということではない、
と見えてきました。

ここで、経営者の悩み、社員の悩みを整理して見ました。

■経営者の「悩み」を整理すると..
この5つに分類して考えることができます。

  1.社員の問題:能力の問題
  2.社員の問題:意欲の問題
  3.会社の問題:仕組みの問題
  4.会社の問題:文化の問題
  5.問題から派生した問題

■社員の「悩み」を整理すると..
この3つに分類して考えることができます。

  1.仕事について
  2.評価について
  3.人間関係について

  ※詳しい悩みは、ここに書いてあります。
hhttp://www.teoria.co.jp/chizu002/index.html

解決するための出発点は..
もともと経営者と従業員は違うと言うことを認識することです。

■経営者が意識することは

経営者と同じように考えて、行動して欲しい
と期待してもそれに応えてくれる人は、ほとんどいません。

そう考える人は、独立を考えている人です。

社員に経営者感覚は付きません。
  ・上司の指示で動いているから
  ・上司に責任を持ってもらっているから
  ・会社の経費で動いているから
  ・給料日に決まった金額が入金されるから
これがあるうちは、経営者にはなりません。

過度な期待は止めましょう。

人によって..
どこまで期待して良いのか、定義しましょう。

■社員が意識することは

会社は、社員の人生に責任を持てないと言うことです。
昔なら、定年まで勤めて年金暮らし..
ということができたでしょうが。

今は、会社も5年先、10年先は分かりません。
会社が危ないのです。

キャメル山本という人が
「稼ぐ人、安い人、余る人」という本を書かれています。

これから会社は社員を、このように3分類して行きます。
 ・稼ぐ人
 ・安い人
 ・余る人
自分は、どこに分類されるのか?

自分の持っている能力を会社に提供して
会社の仕組みを使って会社の業績に貢献する。
それが求められます。

会社に貢献できる能力が必要です。

■経営者の「悩み」、社員の「悩み」の解決は!

この4つのアプローチで解決でできます。
 1.社員の能力アップを計る
 2.社員の意欲を喚起する
 3.会社の仕事の仕組みを整備する
 4.職場の文化に理念を浸透させる

そうなんです。
解決策は、しごく普通の事なんです。

では、具体的にどうするか?
そこが問題です。

そこで 「考動知図」を提案させていただいています。

目指しているのは..
ハローワークから採用した「普通の人」を、
自分で考えて動ける「できる人」へ導くことです。

優秀な人は、放っておいても現場から学び成長し、
実力をつけて行く社員はいます。
でも、そんな社員が欲しいと言っていても、なかなか採用できません。

でも、そんな社員の出現を待っていて良いでしょうか?
いつ採用できるでしょうか?
待っていても、現れません。

会社で育てる。
普通の人を「できる人」の行動ができるようにする!
と言うようにアプローチを変えましょう。

実は、会社のちょっとした支援があれば
優秀な社員に変貌する人はたくさんいます。

会社が、組織として、仕掛けて行きましょう!
必ず、期待する働きをしてくれるようになります。

詳細は
hhttp://www.teoria.co.jp/chizu002/index.html

働く意慾と能力の個人差が大きくなった

図解:働く意慾と能力の個人差が大きくなった

働く意慾と能力の個人差が大きくなった

これまで仕事は、
 ・辛いもの
 ・苦しいもの
 ・辛抱するものと
考えていた人が多いのではないでしょうか?

その上、「苦しいこと=努力すること」
と考えていては仕事を楽しむことができません。

これからは仕事を、
 ・どのように考えて
 ・どう行動するかで
未来が大きくかわってくると思います。


■職場に、こんな人はいませんか?

どちらのタイプもいると思います。

  —————————————
  ●仕事は辛いこと・我慢する時間
  —————————————
   ・言われた通りにすればいい
   ・自分の担当じゃない
   ・余計なことはしたくない  
   ・悪いのは私じゃない 

   ワーカーとしての働き方
   何年やっても、経験が積み上がらない

  —————————————
  ●仕事は楽しいこと・成長する場
  —————————————
   ・仕事を見なおしてみる
   ・他の方法を考えてみる
   ・他の方法を試したらどうか
   ・振り返る・反省する

   クリエイティブな働き方
   現場から発見して、成長を続ける

■理想の働き方は

どちらの働き方が、将来幸せになれるでしょうか?
それは、誰が考えても明らかではないでしょうか?

理想は...

自分の子供に
 「お父さん、何のために仕事をしているの?」
 と聞かれた時に、「楽しいからさ!」と迷い無く
 答えられる事ではないでしょうか?

こう答えられることが幸せな事であり
子供にとっても大人になっていくことに
大きな希望を持てるのではないでしょうか!

■働き方を選べない職場がある

ただ、社員が..
自分がどんなに積極的に考え、行動しようとしても
組織がそれを許さない場合があります。

上司が部下に、
「自分で考えて動け!」と命令しても、
部下が自分で考えて行動しようと思っても..

部下本人に
 ・何を考えたら良いか分からない
 ・考える材料がない
 ・考えて動いたら怒られた経験がある
 ・考えた経験が少ないと..
などのマイナス要因があると、
掛け声だけで上手くいきません。

これから良い仕事をするには
 ・社員が、いかに良い働き方をするか
 ・会社が、いかに良い働き方ができる環境をつくるか

その2つがしっかりしていることが必要ではないかと思います。

仕事への不満、すべての原因は会社にあるのか?

図解:仕事への不満、すべての原因は会社にあるのか?

仕事への不満、すべての原因は会社にあるのか?

会社員なら、誰でも会社や仕事に不満があります。
でも、そのすべての原因は会社にあるのでしょうか?

アメリカの心理学者のアブラハム・マズローの
「マズローの欲求5段階説」と比べて考えました。

■マズローの欲求5段階説

人間の欲求は5段階のピラミッドのように
構成されていて、低階層の欲求が充たされると、
より高次の階層の欲求を欲するというものです。

 1階層の「生理的欲求」
  生きていくための基本的・本能的な欲求
  生活のために働く

 2階層「安全欲求」
  安心した暮らしがしたい、安全を確保する要求
  安定した生活がしたい

 3階層「社会的欲求」
  会社、家族、国家などグループへ帰属したい欲求
  精神的な居場所が欲しい

 4階層「自尊の欲求」
  他者から認められたい、尊敬されたい欲求
  より高い評価をして欲しい

 5階層「自己実現欲求」
  自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなどの欲求
  仕事を通して成長したい

優秀な人ほど、この欲求の段階を早く駆け上がります。

そうでない人は、途中の欲求で止まって
不満をくすぶらせています。

■不満の原因を分析する

不満の原因が会社にあるなら?
転職すれば解消できるはずです。

でも、違う会社でも同じような不満が湧きおこります。

不満の原因を2つの発生源から考えてみました。

 ●会社の課題
  1.生活のために働く
  2.安定した生活がしたい
  3.精神的な居場所が欲しい

  違う会社に移れば解消する場合があります。
  会社の文化、制度、構成員との関係などが
  大きく影響してきます。

 ●自分の課題
  4.より高い評価をして欲しい
  5.仕事を通して成長したい

  会社が悪いと言って、
  違う会社に移っても解決しません。

会社が悪いと言うだけでは解決できません。
欲求段階が上がれば、自分の問題が大きくなります。

■愚痴や不満が多い人は会社を悪者にする

飲み屋さんで酔って会社の悪口を言っている人がいます。
良く聴いてみると
 ・会社の文化の問題
 ・会社の仕組みの問題
この2つがほとんどです。

会社が悪い、上司が悪いと言いながら
自分の正当性を主張しています。

でも、その会社の文化・仕組みの中で成果を上げて
評価を得るために
 ・何をすべきか
 ・どう実力をつけるか
 ・回りの協力を得るか
という話は出てきません。

欲求の段階の高い場合は
 「自分を変える」ことが必要です。

愚痴や不満は自分を成長させる原動力です。
自分が何をしたいのか、
 ・どうなりたいのか
 ・そのために何をすべきか
しっかりと未来見据えて考えることが必要な時代になったと思います。