中高年になって出番のある人・出番のない人
その違いは、どこにあるのでしょうか?
中高年や定年退職した人で、
十分な実績も実力もあるのに
声のかからない人がいます。
逆に、どんどん声のかかる人がいます。
定年退職した人に話を聞いたことがあります。
現役時代に工夫して仕事を成功させた体験談です。
それを、若い人に聞かせてあげたいと思います。
でも、その話は長く..
様々な尾ヒレが付いて分かりにくいのです。
話しは、取り留めも無く続き..
時間がいくらあってもたりません。
人に教えるカタチにできていないのです。
ただの体験談で終わってしまい、
ソリューションとして積上げていないのです。
とてももったいないと思います。
社会にでて、30年・40年働いても、
中高年になってリストラされて、定年退職して
まったく別の業種で新人として働く..
それまでの蓄積を役立てないで良いのでしょうか?
●声がかかる人は得意分野が明快です。
何ができるか、何が得意かを
具体的に発信できます。
何か相談されたら..
これと、これで、こう解決しましょう。
と具体的な解決策を提示できます。
●声のかからない人は得意分野が見えないのです。
これなら得意誰にも負けない言うが..
その歌付けは、○○会社で○○年と言うだけです。
「場」を与えられれば活躍できる人です。
適切な「場」があれば活躍できるのですが、
それには具体的に何が得意かを
明確に発信することが必要です。
あなたは、この質問に答えられますか?
・自分は何が得意か明確ですか?
・それを具体的に明示できますか?
・その実力を示す裏付けはありますか?
手応えのある働きかたをしたい人なら
この質問に簡単に答えられないと出番はなくなります。
若い時から準備しましょう。
中高年は、過去を振り返って体験を掘起し、
自分の財産となるものを洗い出しましょう。
一生懸命やってきた人には、たくさんあります。
私の体験談
「自分の価値を商品化できない元大手メーカーのマーケティング部長」
http://www.teoria.co.jp/ikeda/20130326/index.html