取引先の社長に提案を求められたときに..
一生懸命に提案書を創って持ってくと
期待して依頼したのに、
「何を聞いていたの?」
「期待外れだ!」
「こんなこと、頼んでいない!」
というように言われたことはありませんか?
でも、自分では
相手の社長の発言を一言一句聞き漏らさずに
メモし議事録で確認し、提案書に盛り込んだ。
このように言われても、
何が、どうなっているのか?
議事録で、1項目ずつ確認すると
「確かに、そう言った」
「でも、そこはそう言う意味じゃない」
「プロなんだから、理解してくれると思った」
というような反応が返ってきます。
要するに
「口で言った言葉 ≠ 心で望んでいる期待」
ということなんです。
「口で言った言葉」だけで、提案書を作成しても
意味が無かったのです。
受身で聞きました。
その通り行動しました。
これでは、まったくダメだったのです。
では、どうするか!!
「口で言った言葉」を出発点に
問いを立て
・自分の過去の蓄積を探り
・相手の背景を探る
ことで、考える情報を広げる
自分の過去の蓄積から関連する情報を集めることで
何を問いかけたら良いのかも見えてくるのです。
相手に問いかけることで
相手自信が意識していなかった事柄に気がつ来ます。
この自分や相手に問いかけることを行うことで
「口で言った言葉」の3倍・4倍の情報を
得ることができます。
潤沢な情報を手に入れることで
顧客の期待に応えることができる土台ができます。
企画や提案をするために必要なことは
・考える技術
・考える材料
この2つです。
企画力や提案力があると言っても
「考える材料」が陳腐だと残念なことになります。
相手の発言を有益な考える出発点にするために
問いをたて潤沢な情報を手に入れましょう。