「考える」って、何を「考える」のでしょうか?
何のために「考える」のか?
「考える」ことの結果、何を得たいのか?
ここから考えると..
before(困った現状)があり
after(期待した成果を得る)することであり
そのために、どんな行動をするか
ということです。
要するに「考える」という行為は、
現状を変えるための行動を導き出すことを行うのです。
では、どうやって「考える」のか?
ここが問題です。
「考える」は
同じ職場で
同僚同士で
同じような学歴で
「考えて」も人によって、考えた結果が大きく違う。
これが現実です。
どうやったらうまく考えられるのか?
方法論として思いつくのが
・付箋に書いてホワイトボードに貼っていく
・コピーの裏紙に箇条書きをどんどん書く
・何人かでブレストする
などです。
これらはアイデアを書き出す方法であって
「考える」ということに直結していません。
頭に浮かんだ思いつきをどんどん書き出して..
これでは、効率が悪すぎます。
「考える」方法論とは、言えません。
「考える」ために、まず必要なことは
「何を!」考えるかなのです。
「考える」テーマは以下の6つです。
1.過去(現在に至る背景・条件)
2.現状(悩んでいる今の状態)
3.目標(目指す・達成したい未来)
4.成果(手に入れる期待する成果)
5.課題(目標を実現する課題・方針)
6.解決策(解決行動を設計)
これを頭に入れて視点を移動しながら「考える」と
漏れなく・矛盾なく洗い出す土台になります。
「考える」ことを簡単に言うと、
この6つのテーマを明らかにすることです。
どこかが抜けていたり矛盾があると
上手く「before→after」できません。
「考える」テーマを明確にすることで
「考える」効率を一歩高めることができます。