文書表現として図解に期待すること
人に伝える文書に「図解」があると、
分かりやすくなります。
長い文章で伝えようとすると
・読む意慾が湧かないと読んでくれません
・読んで理解できないと意味がありません
そこで、書いた文書が、
きちんと読まれて、意図した情報が正しく伝わるには、
その読ませる工夫が必要です。
読ませる工夫は、この2つです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.パット見た瞬間にだいたいの内容を把握
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それには、「ロジカルな組み立て」が必要です。
具体的には
●読む理由を明快に提示
・テーマ、読み手に期待する反応の明示
・テーマ設定の背景説明
●主張の組み立てが分かりやすい
・根拠の体系化(漏れ、ダブりなく)
・主張が具体的でイメージしやすい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.自分にとって価値があると感じる表現
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それには、「分かりやすい表現」が必要です。
具体的には
●分かりやすい表現の工夫
・意識しなくて読める文字数
・簡潔な言葉で表現、言い切る
●主張を視覚化して表現
・目的に沿ってエッセンスをまとめる
・エッセンス同士の関係が分かりやすい
これからは、図解の出番が多くなります。
一つめ
昨日と同じ仕事を一生懸命に長時間頑張る仕事の仕方から
毎日、昨日と違う改善をしていく必要がある働き方になってきました。
二つ目
同じ業種・同じ商品を取り扱っていても会社ごとに仕組みが違います。
真似できません、オリジナルな仕組みの構築が必要となり
その上、複雑になってきました。
三つ目
多様な働き方が普通になりました。
隣同士で、同じ仕事をしていても正社員・派遣社員・契約社員
パート・アルバイト..働く目的も意欲も意識も違います。
一人前になるのに何年も投資できません。
すぐに戦力になってもらう必要があります。
4つ目
場所と時間の拘束が無くなりました。
離れた場所で協同作業ということもあります。
仕組みの複雑化、仕事の標準化などの負荷も大きくなります。
図解は、誰でもできます。
必要なのは
1.正しい方法論
2.練習(練習しないととできるようになりません)
3.蓄積(知識・経験の蓄積量に大きく影響されます)
この3つです。
目の前の仕事から図解に挑戦してみましょう!