図解パターンを使って、図解していませんか?
図解パターンは、覚えればすぐに使え、
図解ができるようになったと実感できます。
私もたくさん作っています。
間違いなく役に立ちます。
でも、ちょっと複雑なテーマを考えると使えません。
どうパターンに当てはめようか?
と考えても、当てはまりません。
その上、考えたことを
ムリにパターンに当てはめようとすると
本来の頭の中のアイデアが深まりません。
これからの仕事は、ネットが絡んできて、
目の前に、商品も伝票もお金も通過しません。
商品だけでなく、サービスもネット経由で提供されます。
ビジネスの構造を理解していないと改善策案は浮かびません。
図解パターンという情報の構造化だけでは無理があります。
でも、図解パターンを使った図解を否定するものではありません。
私自身、図解パターンを使った図解をたくさん作成しています。
図解パターンでの作成経験は、図解の基礎として有効です。
たくさんやることで、間違いなく図解力が上がります。
「人材マッチングシステムの概要」の図解を見てください。
これはパターンでは作れません。
これを見せると
物販の営業マンやデザイナーや広告企画マンには
複雑すぎてわけがわからないと不評です。
でも、ビジネスモデルの開発をしている人
システム設計をしている人には
1枚にまとまって非常に分かり易いと好評です。
全体が、1枚にまとまっているので
ビジネスの全体を俯瞰できます。
全体を理解して
部分に入って、
「この部分を詳細にすると?」と
具体的な検証がしやすくなります。
全体を見て、部分に入り
だんだんに全体の仕組みとしての完成度を高める
そのために、この図解を使っています。
「図解の応用表現(対比+段階+移動)」の図解を見てください。
この複雑な図解でも
簡単な3つのモジュールの
組み合わせでできています。
私が考案した「3つの型」は、
「9つの基本形」に展開しています。
この「9つの基本形」が、
・思考を整理するモジュール
・思考を表現するモジュール
です。
これを組み合わせれば、
簡単な情報の構造化から
複雑な図解でも分かり易く整理し表現できます。