図解思考と論理思考・問題解決・業績向上の関係
私は、図解と図解思考が専門です。
ときに、こんな風に言われることがあります。
・なぜ、図解?
・図解って、何をするの?
・どんな役に立つの?
・とりあえず、今図解したいモノがない!
・私には必要ない..
確かに、突然「図解」と言われても..
どんな役に立つのか分かりません。
「図解思考」の位置づけは
・企業の業績向上
↑
・問題解決(ここで、問題解決の例を蓄積する)
↑
・論理思考(ここが、図解思考)
↑
・現場で気づく
●論理思考「考える」
図解は、
・考えていること
・行動すること
を可視化する手法です。
可視化することで
・ヌケていることは見えます
・ダブっていることが見えます
・矛盾していることが見えます
この「見える」が重要です。
見えるので、
・ヌケていたら追加できます
・ダブっていたら整理できます
・矛盾していたら直せば良いんです
頭の中だけで考えていると気がつかないことが
図解で「可視化」することで
内容の完成度を高めることができるのです。
まさに図解思考は、論理思考そのものです。
●問題解決「工夫する」
論理思考することで、問題の構造が明らかになります。
構造が明らかになると、問題の本質を探ることができ
合理的な問題解決策を発案できます。
ただ学校の勉強ではないので1つの正解はありません。
・最適解
・納得解
を探り出していくことになります。
図解することで
・構成要素を、短い言葉で明確に表現し
・要素同士を組立て、情報のモジュールを創り
・情報のモジュール同士を組合せる
問題の構造をモデル化することができます。
構造が明確になることで
真の原因を明らかにすることが
効果的な解決策につなげることができます
この解決策を創る時に
頭の中で考えているだけでは
高い完成度で創り上げることができません。
紙に書き出して、みんなの知恵を集めることが必要です。
ここで図解で可視化すると議論を空中戦から地上戦にできます。
●現場の知恵「問題解決手法」
問題解決した「最適解・納得解」をもとにした、
問題の解決方法を蓄積していきます。
蓄積すると言うことは
・文書にする
・文書にすることで共有、伝承でき
・共有することで、現場で使うことができ
・現場で使うことで、改善案で更新し続ける
ということができます。
ここでも図解が役に立ちます。
長い文章だと、内容が多少あやふやでも何となくOK通ります。
でも、図解にすると
見た瞬間に、「ここが、おかしい?」と疑問が湧きます。
しっかり考えて蓄積することができます。
ただ、箇条書きや長い文章使って論理思考することに
限界を感じています。
もう、
・これまでやってきたやり方で一生懸命
・どこかの同業者の真似をして一生懸命
では通じません。
同じ商品やサービスを扱っていても
まったく別のビジネスモデルということもあります。
これが普通になったきたので
自分の頭で考えたことで、差別化することが重要です。
それには、図解思考と図解表現が役に立ちます。
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