これからは、誰でも
文書にするしないにかかわらず
自分の意見をまとめて
・企画として上司を通して会社の業績に貢献する
・顧客に提案して採用や契約につなげる
などが必要です。
企画書・提案書を作成するときに悩みは3つあります。
1.思いつけない
良いアイデアを思いつけないんです
2.まとめられない
手持ちの情報を企画として整理してまとめられないんです
3.伝えられない
分かりやすく伝えられないんです
これです。
では、なぜ「思いつけない」のか?
顧客や上司の期待を正しく掴んでいないからです。
何を考えたら良いのか、考えを巡らせられません。
行きつ戻りつ発案がふらつくのです。
・何を、思いつこうか?
・どう、思いつこうか?
悩むのです。
この原因は
顧客や上司の言葉にならない期待を受信できていなことです。
期待を正しく受信できていないので
「何を!」が明確でないので、「どう!」に行かないのです。
小手先の「何を!」で考えるので、「どう?」に行って
納得できないので、いつまでもグルグルするのです。
なぜ「まとまられない」のか?
まとめるとは何か、
問題を課題化して、解決方針を立てる、解決策を具体化する
ということです。
要するに「どうするか!」を明確にできないのです。
だから、「行きつ・戻りつ」して前に進みません。
真の原因は
正しいビフォー・アフターの定義ができていないことです。
・現状を正しく掴んでいない
・目標の定義がしっかりできていない
ということです。
顧客の口で言った言葉に惑わされて真の期待を
正しく掴んでいないことが問題です。
ビフォー・アフターの定義が正しくないと
課題化に納得できす、方針がふらふらして
いつまでもまとまりません。
なぜ、「伝えられない」のか?
もちろん、「思いつけない・まもめられない」の影響は大きいです。
次に、考えるべきことは
この1枚の文書で、
読み手は誰なのか?
・管理職なのか、現場担当者なのか?
・新人なのか、中堅、ベテランなのか?
・その専門家なのか、別の分野の人なのか?
何を訴えるか!
・何を理解してもらうのか?
・情報を伝えて、どう行動してもらうか?
を明確にすること。
ここが重要です。
これが不明で、ああでもない・こうでもないと
ふらふらする例をたくさん見てきました。
見る人によって、
同じ内容でも表現を変えることが必要であり
内容自体も小さく分けるなどして分かりやすくする
ことを考える必要もあります。
この3つを簡単に言うと
・受信力の問題
・企画力の問題
・表現力の問題
となります。
まったく別の能力のようですが、
一つの基礎力を高めることで伸ばすことができます。
それは情報を構造化する力です。
情報を構造化する力が高まると
1.顧客の要望の構造化でヌケや矛盾を見つけられます
2.企画は成果につながるメカニズムの作成です
3.構造的に表現された文書は理解しやすくなるので
という効果が得られます。
まさに、これは図解の効果です。
企画・提案の悩みの解決のために図解してみませんか!