問題と課題の定義
問題と課題をなんとなく使っていませんか?
辞書で調べてきみました。
問題
1、答えさせるための問い。解答を必要とする問い。題。 」
2.取り上げて討論・研究してみる必要がある事柄。解決を要する事項。
3.取り扱いや処理をせまられている事柄。
4.世間の関心や注目が集まっているもの。噂(うわさ)のたね。
5.面倒な事件。厄介な事。ごたごた。
http://www.weblio.jp/content/%E5%95%8F%E9%A1%8C
課題
1.仕事や勉強の問題や題目。
2.解決しなければならない問題。
http://www.weblio.jp/content/%E8%AA%B2%E9%A1%8C
何だか、しっくりきません。
そこで、大胆に図解しました。
「問題」を
「あるべき姿と現状との負のギャップ」としました。
「課題」を
「あるべき姿へ改善していく段階」としました。
仕事の現場でよく使う「問題と課題化する」という
言葉にも納得できます。
例えば、目的地につながる道が崩れて通れないとします。
問題は
道を通れないということ。
課題は
目的地に行くための方法を考えること
・迂回路を探す
・簡易な橋を架けたり、丸太をかけて崩れた部分を渡る
・ヘリコプターに乗って崩れた部分を渡る
など様々な方法が考えられます。
道を通れないという状態を解決するために
別の方法を考えることです。
様々な方法が考えられます。、
つまり、問題とは、
すでに発生していることであり、
自分の意思とは無関係なく存在します。
課題とは、
自分で意識で設定するものです。
混同されますが、
問題は、具体的な困った状況を指し、
課題は、問題を解決するための取り組み方法を示します。
現場の知恵を積上げるときは
問題と課題を意識して
・問題の分析方法
・課題の立案方法
を一般化して書き溜めることです。
これを意識すると、問題が起こるたびに
自分の「強み」を積上げる方法論がたまると
嬉しくなります。