図解思考を簡単に言うと..
見えている一片から、見えない部分を補って
アイデアの完成度を高める技術です。
企画書・提案書で図解するときに悩むことは
上手く図解表現できないことです。
頭の中にあるのに..
・上手く整理できない
・分かりやすく表現できない
ということです。
そこで、思考の整理方法や表現方法として
図解を考えるのですが...
現実は
自分の頭に中にある情報を図解しても
相手が認める価値には程遠いのです。
そうなんです、頭に浮かんだ事柄を
・整理
・表現
するだけでは役に立ちません。
価値ある情報をに組立てるには
1.自分の知っていて、気が付いたこと
2.自分が知っていて、気が付いていないこと
3.自分は知らないが、価値を高めるために必要なこと
この3つの情報を取り込んで
そこから
・目的を明快に定め
・どうまとめるか整理して
・相手に合わせて表現する
という手順で進めます。
必要なことは
1番目の「自分の知っていて、気が付いたこと」を出発点に
2番目の「自分が知っていて、気が付いていないこと」を探り
3番目の「自分は知らないが、価値を高めるために必要なこと」に
情報を広げていくことです。
これが
見えている一片から、見えない部分を補ってアイデアの完成度を高める技術
と言っていることです。
では、どうやって
「自分の知らないこと」を広げていくことが出来るのか?
思いつきを裏紙に箇条書きを書き出すだけでは無理です。
ここで、頑張れとか相手の立場に立ってとか
鳥の目、虫の目、…と言っても発想できません。
必要な事は、
・視点の移動
・その視点から問いをたて、
・自分や相手に質問し
・情報を広げていく
事です。
図解思考には、この視点移動の方法として創りました。
情報が図解思考で集めると情報の
・ヌケ
・ダブリ
・矛盾
が見えてきます。
ここから、その情報を出発点に問いを立てて
質問をしていきます。
繰り返すたびに
・見えていなかったことが見えてきます
・気が付いていない目的に気が付きます
・情報を組み合わせることで
情報の完成度と価値が高まっていきます。
ただ、図解思考の方法論を学ぶだけでは使えません。
練習が必要です。
練習しないで、「できる」ようになりたいといっても無理です。
よく言うのですが、オリンピックの水泳選手に
パワポで泳ぎ方を習っても泳げるようになりません。
誰もが、当然と思います。
図解思考も、全く同じです。
コツコツ繰り返し練習することで、誰でもできるようになります。