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考える

図解で、「悩む」から「考える」へ切り替えよう!

図解:図解で、「悩む」から「考える」へ切り替えよう!

「悩む」と「考える」の違いは、何でしょうか?

「悩む」は、ひとことで言うと「ぼやっとしている」状態。
「どうしよう、どうなっている?」などと、
頭の中でぐるぐると堂々めぐり。

感情が中心になり、妄想や願望が渦巻いている。

10分考えても、1時間考えても、一晩考えても、
結果は、さほど誓いません。

時間をかけても、前に進みません。

まずは悩む状態を脱すること

どうしたら?
「悩んでいる」状態から脱し、「考えている」状態に切り替えることができるか。

まずは、書き出すこと。
 ・事実
 ・感情
 ・願望
 ・意見
などが言葉にならない状態で渦書いているので
言葉にすることです。

正確でなくてもいいんです。
不明瞭なままで良いんです。

もっとも重要なことが言語化です。
紙に言葉にして書き出すことで、自分から離れます。

次は、紙との対話です。
思考が、頭から離れ紙になることで
一人称から三人称となり、冷静になることができます

これで、「悩む」から「考える」の段階となります。

書き出した言葉を見つめながら
言葉同士の関係を見ていくと、相互に関係しているものが見つかります。

これが構造化です。

構造化することで、考えていることの過不足や矛盾に気がつきます。
気がついたら直せばいいんです。

直したら、新しい構造を創って再確認します。

すると、新しい過不足や矛盾に気がつきます。

これを繰り返すことで、どんどん良くなっていきます。

「悩む」は思考停止で時間の無駄、「考える」モードに切り替え」ことで問題解決へ

詳しいことは、ユーチューブで解説しています。

   【図解】図解は「悩む」を「考える」へ
   https://www.youtube.com/watch?v=BZCBWh0xEqs

「考える」6つのテーマ

図解:「考える」6つのテーマ

「考える」って、何を「考える」のでしょうか?

何のために「考える」のか?
「考える」ことの結果、何を得たいのか?

ここから考えると..
  before(困った現状)があり
  after(期待した成果を得る)することであり
  そのために、どんな行動をするか
ということです。

要するに「考える」という行為は、
現状を変えるための行動を導き出すことを行うのです。

では、どうやって「考える」のか?
ここが問題です。

「考える」は
  同じ職場で
  同僚同士で
  同じような学歴で
「考えて」も人によって、考えた結果が大きく違う。
これが現実です。

どうやったらうまく考えられるのか?

方法論として思いつくのが
 ・付箋に書いてホワイトボードに貼っていく
 ・コピーの裏紙に箇条書きをどんどん書く
 ・何人かでブレストする
などです。

これらはアイデアを書き出す方法であって
「考える」ということに直結していません。

頭に浮かんだ思いつきをどんどん書き出して..
これでは、効率が悪すぎます。

「考える」方法論とは、言えません。

「考える」ために、まず必要なことは
「何を!」考えるかなのです。

「考える」テーマは以下の6つです。
 1.過去(現在に至る背景・条件)
 2.現状(悩んでいる今の状態)
 3.目標(目指す・達成したい未来)
 4.成果(手に入れる期待する成果)
 5.課題(目標を実現する課題・方針)
 6.解決策(解決行動を設計)

これを頭に入れて視点を移動しながら「考える」と
漏れなく・矛盾なく洗い出す土台になります。

「考える」ことを簡単に言うと、
この6つのテーマを明らかにすることです。

どこかが抜けていたり矛盾があると
上手く「before→after」できません。

「考える」テーマを明確にすることで
「考える」効率を一歩高めることができます。