「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

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現場で気づく、失敗から学ぶ

中高年になって出番のある人・出番のない人

図解:中高年になって出番のある人・出番のない人

アウトプットしていないと専門性を発信できない

あなたは、何かの専門家ですか?

「これが得意だ!」と言うものを持っていますか?

若い時だったら、良いですが、
30代、40代、50代と進むと
「得意!」と言える専門性を持っていないと
悲しいことになります。

中高年になって
何かの専門性を持っていないと
誰からも仕事の声がかかりません。

この図は、
「中高年になって出番のある人・出番のない人」
を分かりやすく図解したものです。

1.得意と言えるモノが無い

得意分野が無いので、誰でもできることを
「一生懸命やります!」と言うしかありません。
誰かに、誰でもできる仕事(作業)を与えてもらう。
これしかありません。

若い時は、やっていけますが
年齢が上がるたびに、不利になっていきます。
給料も、若い人と同じレベルでもらうしかありません。

その仕事も、機械化され仕事が無くなったり
海外に流れて自分に来なくなります。

「代替え可能な人材」では、未来はありません。

2.得意分野がある?

○○を□□年、経験しました。
○○会社で、部長でした、任せてください。

仕事の現場で体得した
問題解決の手法(ソリューション)を概念化して
・違う業界、違う問題に応用することができない
・他人に「知恵」として教えることができない
となると...と
ちょうど良い案件に、ちょうど良い組織があって
本人が現場に入ることができれば役に立つかもしれません。

でも、そんな環境が簡単に揃うわけもなく
「俺は、これが得意だ!」と言い続けても
役に立たないと言うことになります。
その人を良く知っている人に
「場」を設定してもらえると活躍できます。
ハマれば良いです。

「場」を設定してもらえるかどうかで
活躍できるかどうかが決まります。
これでは、本当の専門家とは言えません。

「自称専門家」と言われてしまいます。

3.指名される専門家

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを持っている。
そのノウハウを分かりやすく発信することができる。

何かテーマを与えられた時に、
すぐに、「これと・これを使って、こう解決しましょう!」と提案できる。
それも、分かりやすい文書を使って。

文書になっているので、他の人にも教えることができる。
若い人を育てることもできる。

自分の体験から積上げた問題解決手法(ソリューション)を
自分のオリジナルのノウハウを文書にして体系化して持っている。
これが必要です。

自分の得意分野を根拠(エビデンス)をもって発信できるので、
他の得意分野を持っている人から声がかかります。

この人が「指名される専門家」です。

この「1.得意と言えるモノが無い」の人は論外です。

20年、30年、働く中で
自分の専門性を身につけないと
働く場所がなくなります。

問題は
「2.得意分野がある?」、「3.指名される専門家」
のどちらになるのかです。

違いは簡単です。

持っている専門性を文書でアウトプットできているか?
ということです。

独自に長く積上げたオリジナルのノウハウを
文書にしてもっているかということです。

オリジナルなノウハウとは
自分の体験の中から学び得た問題解決の手法です。

考えて働いていた人なら必ずあります。

「2.得意分野がある?」の人は、
その頭の中になる現場の体験を書きだすことです。

書けば
・体験がノウハウになり
・WEBや文書で発信しやすくなり
・それを欲しいという人の目に留まり
声がかかりやすくなります。

書くことで
・冷静に見つめ
・筋道が通り
・完成度が高まり
役に立つノウハウになります。

若い時から、20年・30年後を見据えて
書く習慣をつけることで
未来の可能性を広げることができます。

中高年でも、遅くはありません。
考えて仕事をしてきた人の頭の中には
役に立つノウハウがたくさんあります。

時間を作って書きだしましょう。

初めは、アウトプットは苦労しますが
だんだん自分の持っているノウハウが見えてきます。

自分は「何の専門化なのか!」明確になります。

ハインリッヒの法則と「考動知の法則」

図解:ハインリッヒの法則と考動知の法則

「現場の知恵」って、
・何を書けば、良いんでしょうか?
・どう、書き貯めれば良いんでしょうか?
と聞かれます。

なかなな書けないですよね。

書けない理由は2つあります。
 1.完成度の高いものを書こうする
 2.価値の高いものを書こうとする
この縛りがあると、書けません。

30年以上、図解している私でも書けません。

私が、たくさん書いているのは
この2つに縛られないからです。

書くポイントの1つ目は、
完成度の高いものを書こうとしないことです。

気がついたことをとりあえず書く。
これが重要です。

私は、70~80%の完成度で書きます。
後から修正します。

今の頭で書いて100%を目指すと
時間がかかります。
時間をかけても納得できるものが書けるか??

書いてから、3日後、1週間程度で
見直しするタイミングがあれば見直し
無ければそのままです。

忘れた頃に、
提案書などで使う時に、
見直して修正してから使います。

書いてから何年も、
放っておいて
忘れたようなものもあります。

何年もたってから見直すと
新たな発見があります。

要するに、
中途半端な状態で保存しておき
完成度を高めるコトを
未来の頭に託すことです。

今年ダメなら、来年です
来年ダメなら、5年後でも良いんです。

私の図解には、
7年かかって完成度を高めたものがあります。
15年かかったものもあります。

宙ぶらりんのまま、使えないで放っておきました。
人に見せて反応を確かめて修正します。
気がつくたびに修正を重ねていきます。
だんだんと完成度が上がります。

書くポイントの2つ目は、
価値の高いものを書こうとしないことです。

簡単な事を書けばいんです。
その場の思いつきを書けばいいんです。

私の図解の中のほとんどは
・そうか~
・だよね~
・へ~
という程度のものです。

他でも聞いたことある、見たことあるです。

そういう普通のこと、
誰でも知っていることを
 ・自分なりの視点で
 ・自分なりの組立てて
簡単な図解で書き貯めています。

それで良いんです。

そうやって、たくさん書いていると
時々、
・自分の理想としていること
・考えていることを大きく方向つける考え方
を発見します。

それを、意識してコツコツ何年もかけて
完成度を高めていくんです。

社会人として働く期間は40年以上あります。
積み上げる時間は、十分にあります。

ただ、何も考えないでいると
あっというまに老人になります。

普通の頭の人間が、
何か「強み」を持とうとしたら
時間を使って競争力を高めることしかありません。

継続は力です。
間違いありません。

このやり方は、誰でもできます。
でも「継続すれば」という条件付きですが。

私は、
「ハインリッヒの法則」を真似て
「考動知の法則」を考えました。

ハインリッヒの法則は、

「労働災害における経験則の一つである。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、
その背景には300の異常が存在するというもの。

1:29:300

です。

ハインリッヒの法則 ? Wikipedia より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA
%E3%83%83%E3%83%92%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

これを参考に、「考動知の法則」
を自分の経験から

1:29:600

としました。

私が書き溜めた図解コンテンツのほとんどが
・そうか~
・だよね~
・へ~
程度のものです。

これに、何年もかけて修正を加えることで
競争力を持つ「強み」なる「現場の知恵」となります。

たくさんの書きたまったものを見ると、
・自分の「強み」の方向性を発見できます
・「強み」として商品化する体系が発見できます
これが自分の方向性を決めてくれます。

競争力を持つ「強み」を発揮するには
蓄積することが重要です。

そして、これを組織に提供しましょう。
現場のみんなが日々の仕事で「気づき・考え・工夫した」
ことを「現場の知恵」として組織に積上げれば
組織としての競争力は高まります。

もちろん自分の実力も組織内でも立場も良くなります。

「失敗」を人生の宝にする10の視点

図解:「失敗」を人生の宝にする10の視点

失敗で落ち込んでいませんか?

新しいことに挑戦したら、必ず失敗します。
失敗は、挑戦の証です。

失敗しないと言うことは..
これまでやってきたことを、これまでやってきた通りに
「やっただけ」です。

成長を目指ざしていないと言い変えることができます。

発明王のエジソンは
 私は失敗したことがない。
 ただ、1万通りの、
 うまく行かない方法を
 見つけただけだ。
と言っています。

こんな人もいます。
 31歳で事業に失敗する。
 32歳で州議会議員選挙に落選する。
 34歳で再度事業に失敗。
 35歳で恋人の死に直面する。
 36歳で神経の病をわずらう。
 43歳から五年間に三度、下院議員選挙に落選する。
 55歳で上院議員選挙に落選。
 56歳で副大統領になろうとしたが失敗する。
 58歳で上院議員選挙に落選。
普通、ここまで失敗したらめげるでしょう。
それに、もう若くはありません。

でも、この人は60歳でアメリカ大統領になりました。
アブラハム・リンカーンです!

失敗を、成功のための材料にすることで
失敗から学ぶことで、成功に一歩づつ近づけるのだと思います。

これから、このように考えてみませんか!

「失敗」を人生の宝にする10の視点

 1.学び  
   上手く行かない方法を発見

 2.問い 
   考えるきっかけ、自分を深堀

 3.発見
   別視点の示唆、別の方法は?

 4.機会
   方向転換のチャンス

 5.友情
   本当の友人が見つかる

 6.出発 
   新しいスタートラインに立った

 7.試練 
   本気かどうかが試されている

 8.勇気
   挑戦した証し、頑張った結果

 9.声援 
   「あきらめるな!」という声

10.道標
   成功への過程、努力の経過

この10の視点で考えると、ぐっと楽になりませんか?

失敗した時に大事なのは「後悔」ではなく、
原因を「分析」して、未来につなげることだと思います。

そのために
失敗という体験を、経験にすることが必要です。

もちろん、自戒をこめて..

※関連参考
 体験から学び、「知恵」を積上げることで「経験」になる
 http://www.teoria.jp/?p=1206

 

キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

図解:キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

キモくて金の無いおっさんにならないために準備が必要

年金の支給開始年齢が65歳に引き上げられるようです。

それに引きずられるように
企業が定年を定める場合、60歳を下回る事が出来ないとされています。
年金の受給年齢が65歳に引き上げられることが理由です。
会社(使用者)は対応を迫られています。

定年の延長は、従業員には良いでしょうが、
経営者にとってはどうでしょうか?

経営者としては
国が制度として定年の年齢を引き上げるのは

   まったくもって迷惑!

です。

以前、70人ほどの会社の社長と一杯飲みながら
この本音の話になりました。

経営者の本音は
使えない人には、早く辞めて欲しいんです。

もう、指示されたことを
一生懸命やりだけではダメです。
「勤めあげる」なんていう発想もダメです。

自分が役に立たない人と自白しているようなものです。

逆に、
優秀な人なら何歳でもOKです。

肉体年齢が高くても元気で実力のある人はいます。
人材の少ない中小企業にとっては
単なる年齢で辞めてもらうのはもったいないです。
長く勤めてもらいたいんです。

これからは、
支給開始年齢が65歳に引き上の他に
年金給付金額の引き下げも予想されます。

当然ですが、年金だけでは生活できない人が増えます。

誰もが70歳程度までは
働く必要があるのではないでしょうか?

20歳から働いたとして、50年です。

一つの会社に勤めていくことは難しいです。
同じ仕事を続けることもできません。

でも、若い人と比べて中高年が
ダメだと言うことではありません。

30年・40年と積上げた知識や経験が
しっかりあれば中高年は
とても有利です。

積上げた知識や経験が無いとなった時に
中高年は全く役に立ちません。

給料をたくさん欲しがるのに
気力も体力もない「使えない..」人になり下がります。

この記事が面白いです。

   キモくて金の無いおっさんに救いはないのか?
   と思った時に読む話

   http://blogos.com/outline/121501/
http://blogos.com/outline/121501/

  (引用はじめ)
   担当する職務に値札が付く職務給と呼ばれる仕組みであれば、
   逆におっさんほど有利な社会になります。
   必要なのは若さではなくスキルであり、
   若者より職務経験の長いおっさんの方が引く手あまただからです。
  (引用終わり)

中高年になって、しっかり充実した人生を得るには
自分の知識・経験の蓄積をメニュー(商品名と価格)
にして発信することが求められる時代です。

まさに、こう書かれている通りですね。

自分の人生の終わりまでのキャリアを考えないと
幸せな人生の終盤を迎えられない時代になったのは
間違いないと思います。

では、どうするか..

この図の3段階で考えることは良いのではと思います。

若い時は、プレーヤーとして働き
経験を積んだら、マネージャーかスペシャリストになり
人生終盤には、ティチャーになる。

マネージャーかスペシャリストで定年を迎えるまでに
現場で経験したことをノウハウとして積上げると
気力・体力の弱くなった人生終盤にティチャー(先生)として
会社の若い人や業界の発展のために仕事ができます。

ティチャー(先生)ですから、気力・体力に応じて
何歳までも続けることができます。
70歳でも、80歳でも出番があれば働けます。

自生の終盤で、人の役に立ち収入が得られます。

これが理想ではないでしょうか?

技術が進化して行くと、多くの仕事は機械化されます。
単純作業は、安く使える若者や海外に行きます。

何のノウハウもない中高年や老人の仕事はありません。

まさに
 
 キモくて金の無いおっさん

になってしまっては、
充実した人生終盤を過ごすことができません。

若い時から、現場の体験を知恵のノウハウとして積上げ
自分の未来を築く準備をしましょう。

働き方を意識して準備しないと中高年で選択肢が狭まる

「もっとできるはず..」を解決する、人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」

図解:人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」

「もっとできるはず..」を解決する、人と組織の「強み」を積上げる「考動知図」

「もっとできるはず..」と思っていませんか?
もっと成果を上げたい
もっと活躍したい
もっと成長したい
もっと...
と、多くの人は考えています。

経営者も同じです。
「うちの会社は、もっとできるはず..」と考えています。

悩んでいる時間はもったいないです。

その悩みを解決する方法が
 「考動知図」 (こう・どう・ち・ず)
です。
簡単に言うと、「現場で創るマニュアル」です。

仕事って、「考えたこと・行動すること」の積上げでできています。
「考えたこと・行動すること」で、結果が大きく違ってきます。

だから、
 1.成果のでる手順(プロセス)
 2.上手くやる方法(コツ・工夫)
を積上げ、
分かりやすいマニュアルで共有すれば良いんです。

簡単な図解で、仕事を可視化することで、
仕事の上流から下流まで、作業単位に確認でき
どこを・どう改善するか具体的に意見を言うことができます。

担当者が
 ・現場で発見したことで
 ・マニュアルを改訂して
 ・みんなが、そのやり方で動いて
 ・結果が見える
これは、社員のやる気や成長につながり
会社にとっても業績や文化につながっていきます。

これは、誰でも簡単に取り組めます。
個人の経験や会社の規模に関係なくスタートできます。
無理をしないで、できる所から取り組めば良いんです。
現場で気がついたことを書き溜める所からスタートしましょう。

ただ、簡単にすぐに効果を得ようと期待しても無理です。

成功する鍵は
  「簡単な事を、毎日、コツコツと続けられるか!」
それだけです。

優秀な人の頭の中には、現場の知恵は積み上がっています。
まずは、それを共有すること、
その上に、みんなで少しづつ積上げることです。

だんだん、仕事の遣り甲斐も、会社のノウハウも積み上がります。

長く、続けると、だんだん効果が実感できます。

私が、この手法に辿り着いたきっかけは、
親しくさせていただいていた中小企業の社長の
 「優秀な人が欲しい」
という言葉でした。
彼は、この言葉を何年も言い続けていました。

そして、ハローワークで採用した人が使いものにならないからと
イライラしながら先頭に立って、細かなことまで指示命令をしていました。

社長の指示が
 ・目の前の作業の指示しかない
 ・指示が時々違う
ので、現場が時々混乱します。
だから、現場の社員は、黙って指示通りやるしかなくなります。
下手に自主的に考えて動くと、良くても悪くてもきつく叱られるのです。

当時、若かった私は、社長は大変だと思っていました。

でも、5年、10年と同じ言葉を言っていました。
社員も、どんどん入れ替わっていきました。
片腕の人が辞めた時には、特にがっくりしていました。
業績にも、かなり影響がでたようです。

その社長と知り合った時には創業10数年でしたので、
20年以上は同じ悩みを抱えていたことになります。

この先も、同じ悩みを抱えたまま
10年、20年と続けるだろうかと考えました。

社員も、目の前の作業を指示され
その通りに動くロボットのようにされているので遣り甲斐がありません。
本当は、もっとできるのに自分の持てる力を発揮しにくく
会社や社長に対する不満だけが大きくなります。

自主的に動こうとする人から辞めていきます。

でも、社長も一生懸命だったんです。
社長は
 ・使えない社員しか集まらない
 ・自分が先頭で動かないと会社が回らないと
悩んでいたんです。

これでは、社長の気力と体力が会社の限界です。
いつまでも、社長を中心にしてしか仕事が回りません。

頑張る方向が違ったんだと思います。

もったいないと思います。

そこで
 ・社員が自主的に考えて行動する仕組み
 ・現場の経験が積み上がる仕組み
が無いかと考えました。

その手法は、実に簡単です。
2つのことを、コツコツ積上げるだけです。
 1.成果のでる手順(プロセス)
 2.上手くやる方法(コツ・工夫)

これを、現場の社員が気づいて、考えて、書いて積上げて行く。

積上げる土台が
 「考動知図」 (こう・どう・ち・ず)
です。

これだけです。
これを、みんなで少しづつ積上げて行くんです。

これを、5年・10年続けると...
大きな違いがでてきます。

図解でわかりやすく可視化することを提案していますが、
そこに行く前に、やれる所からやりましょう。

それは
 ・自分の持っている仕事のノウハウとは?
 ・会社にある仕事のノウハウとは?
と考えることから始めましょう。

私がお手伝いする時も、これが最初の一歩です。

先送りにすると、どんどん先送りされてしまいます。

実は、わたし自身が
自分の仕事を上手く進めるために
試行錯誤で、日々の仕事で積上げた方法なんです。

失敗した時、何が原因なのか?
原因と結果の因果関係はどうなっているのか?
図解で整理して積上げました。

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■ 図解講座 2015年3月19日(木)東京・大井町
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図解講座
 ●日時:2015年3月19日(木)  開催
 ●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

  思考と行動を図解で可視化する技術
  考える力・伝える力を高める 図解力アップ講座
   ~<図解CD・演習付>

詳細は
http://www.teoria.co.jp/semi/20150319/index.html

たくさんの簡単な練習課題で、
図解にどう取り組んだら良いかを体験してもらいます。

たくさん書くので、仕事の現場に帰った時に、
抵抗なく図解に向かえることを目指しています。

自分で無理を計画することで伸びる

キャリアを築く3つの方法

自分で無理を計画することで伸びる

人は、どうやって成長するのでしょか?
何が、人を成長させるのでしょうか?

10年経験と言っても安心して任せられない人がいます。
その反面、あっという間に一人前になる人がいます。

何が違うのでしょうか?

平成元年に独立してから
たくさんの中小企業のお仕事をさせていただきました。

そこで、やればできる意慾も能力もあるのに
上手くできていない社員や会社を見てきました。

もったいないです。

上手く行っている人、会社と比べて
何が違うんでしょうか?

上手く行っている人・会社は
 ・失敗から学びます
 ・記録で残して共有しています
 ・同じ失敗を繰り返しません
これです。

ここが違うんです。

できていない人は
 ・失敗は、嫌なことです
 ・もうやりたくないと忘れます
 ・そして、繰返します
できていない会社は
 ・失敗から学んだ人が辞めます
 ・辞めるとノウハウが無くなります
 ・優秀な人が欲しいと嘆き
 ・新人が入って、同じ失敗から学びます
こうなるので
個人にも会社にも知恵が蓄積できません。

ここが問題です。

そこで解決策は!「キャリアを築く3つの方法」

3つの解決策があります。

——————————-
1.自分の興味で積上げる

  興味に従って
  気がついたこと
  大切だと思うこと
  日々積上げる
  
  記録に残すことです

——————————-
2.学習・教育で期間を短くする

  成長は、失敗や障害からの「気づき」です
  現場の中の出来事から学びます
  それには時間がかかるので
  その時間を学習や教育で短縮します

  他の人の経験を学ぶ事で早くなります

——————————-
3.小さな立ち上がりを意識して創る

  自分で小さなテーマを決めて挑戦します
  そのテーマを乗越えるごとに成長します
  新しい視点で、見ることができます

  自分で考え、自分でやる 自立と自律

理屈は簡単です。
でも、なかなか難しい。

誰もが、自分は
 ・頑張っている
 ・他の人より一生懸命やっている
 ・ちょっと無理してる
と日々の仕事の忙しさに逃げている場合が多いんです。

自戒を込めて..

無理してるよ、頑張っているよ..
と頭に浮かんだら..

昨日と何が違うのか?
先月から何が積み上がったのか?
この先、どう進んで行くのか?
と自問自答してみましょう。

答えられなかったら?
目の前の忙しさに流されて言い訳しているだけです。
何年たっても、作業の習熟度が上がる程度の
成長しか期待できません。

この3つで考えてみませんか!

もちろん、私もです。

ちょっと無理する、ちょっと頑張るを
計画して積上げましょう。

そうでないと、流されてしまいます。

仕事の実力を決める8つの要素

図解:仕事の実力を決める8つの要素

以前、関係した会社で外国の大学を出てベンチャー企業を
立ち上げた人がいました。
その人は、周りの人が馬鹿に見えるのか?
自分の考えが一番正しいと考え、他の人の意見は聞きませんでした。

確かに、CPUとしての能力は高いのでしょうが...

企業に必要な能力には、いろいろな分野があります。

会社経営のすべてに精通して高い能力を
発揮できる人はどれだけいるでしょうか?

彼は、自分の知らない・経験の無い分野でも、
自分の考えが正しいと考えていたのだと思います。

確かに、CPUとしての高い性能を持った頭なら、
人が習得に10年かかることでも、
頭の良い彼なら3年で済むかもしれません。
どんな分野でも人より早く実力をつけることができると思います。

でも、会社を運営するすべてを、
自分ひとりでこなしていくことは難しいし効率も悪くなります。
何もやっていない分野ならゼロです。

でも、「自分の方が優秀だ..」と周りの意見を聞かなくなります。

結局は、そのベンチャーはあっというまに頓挫しました

誰もが、素質・能力・経験・実力が違うのです。

この体験から
「仕事の実力を決める8つの要素」の図解ができました。

一面だけ見て、仕事の優劣を判断することは危険です。
自分の判断基準は正しいのか?、常に考えることが大切です。

人の能力は、この8つの要素の総合力なのです。

1.人生の目的が違う
  人生の目的や目標が計画なら、一生懸命頑張れます。
  頑張れる意味がしっかりしていると辛抱できます。

2.受取る力が違う(パソコンでは入力装置)
  聞く力・読む力・感じる力...情報の収集能力が違う。
  相手の気持ちまで読み取れないと意味が無い...感じる力が弱いと不幸になる。

3.人脈が違う(パソコンではインターネット)
  人脈や協力者の広がりが違う。
  名刺交換した数ではない、個人としてどれだけの人が協力してくれるかが違う。

4.頭の性能が違う(パソコンでは演算装置(CPU))
  頭のよさ、スマートさ、本質的な頭のよさが違う。
  やっぱり、頭で考えられることしか行動できない。
  でも、頭が良いだけでは...

5.考える力が違う(パソコンではOSとアプリケーション)
  仕事を処理する能力、発想法、企画力...その訓練・経験が違う。
  これからは頭で、どう考え、どう表現し、どう実行していくか..考えることが差別化になる。

6.知識・経験が違う(パソコンでは外部記憶装置、データベース)
  体験から蓄積された情報の有無は大きい。
  考える・判断する材料、少ない材料で判断すると、より良いレベルの思考や判断ができない。
  知識・経験が少ない、誤った情報を持っていたら?

7.伝える力が違う(パソコンでは出力装置)
  伝える力・書く力・話す力....情報発信能力は重要となる。
  多くの人の協力を得られるためには、プレゼンテーション能力は必要です。

8.行動力が違う(パソコンでは運用)
  自由に行動できる体力や、積極的に動き回る行動力が重要。
  計画に沿って実行する気力・意思・やりきる力が重要。 

より良い仕事ができるように成長したいと考えたら
この8要素を磨いていくことです。

頭のCPUが低かったら知識・経験のデータベースを
充実させて行けば良いと思います。

これからは、社会人として40年以上働くことになります。
どんな仕事でも10年、20年と蓄積して行けば、
それなりのものがたまって行くはずです。

私は、仕事の現場で気づいたことを図解して蓄積してきました。
現在、たくさんの図解コンテンツがあります。
何かあったら、そこから選んで組合わせると
問題解決のストーリーを組立てる事ができます。

頭のCPUが低くても、コツコツやれば
誰でも・何でもできると思います。

———————————————————————-
無料:新入社員研修の図解コンテンツ(PDF)100枚プレゼント

社会人をスタートする、最初の会社の、最初の研修は
若い人にとって「仕事って何!」に大きな影響を与える
大事な一歩だと思います。

研修で、
 ・どう仕事に取り組んだら良いのか?
 ・どう考えたら良いのか?
 ・どう勉強したら良いのか?
 ・どう生きたら良いのか?
学んで欲しいと思います。
みなさまの研修の材料の一つにしてもらえたら嬉しいです。

詳細・申込
http://www.teoria.co.jp/03present/present01.html

あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

図解:あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

あなたの中のダイヤの原石を磨きあげる方法

大きな会社には「追い出し部屋」があるそうです。
そこに移動させ精神的に追いこんで希望退職に応じさせる。
怖い時代です。

もう昔のように、一つの会社に定年まで
「勤めあげる」ということは難しい時代です。

■会社も社員も変化が求められる時代

社会は変化しているのですから
会社は、それに合わせて変化しないと生き残れません。
社員も、年齢・経験によって変化していきます。

商品は変化し、仕事の仕組みも変わります。

会社と社員の変化が対応していれば良いですが、
ミスマッチが必ず発生します。

そのミスマッチを無理して会社にぶら下がっても
自分の人生の無駄使いになってしまいます。

もったいない

■経験を「知恵」にして商品化しませんか!

あなたの経験はダイヤの原石です。
 ・解決した失敗
 ・克服した悩み
 ・教えて喜ばれたこと
 ・他人に褒めてもらったこと
これは誰にでもあります。

優秀な人は、
 ・たくさんのメモを書いていたり
 ・ノートを持っていたり
 ・頭に整理されて入っています
何か問題があると、そこから引出して使います。

でも、この状態だと自分で使えるだけです。
会社を変わったら、使えません。
赤提灯の武勇伝になってしまいます。

自分の経験をソリューション(問題解決手法)として
書き溜めると商品になります。

会社を越えた業界で、若い人に教えられます。

■商品が明確になると組合わせられます

自分に得意が商品になると、他の人の商品と組合わせ
出番を増やすことができます。
「○○を、応援してください」と声がかかります。
「○○だったら、任せて!」と自信を持って言えます。

一人でやっていると、弱い所で足きりされます。
その弱い所が上限になります。

定年退職した人の実例です。
大きな企業のマーケティング部長だった人が、
定年後にまったく声がかからなかったんです。
メールの返信など、マメな連絡ができなかったことと、
中小企業で大企業のマーケティングが使えるか??
明確に商品として打ち出せていなかったからです。
こちらから引出すとか、出番を作れば実力発揮できるのですが..
もったいないです。

自分の商品が明確になっていたら出番が増えます。

これからは、誰もが
 ・何ができますか?
 ・どんな成果を約束してくれますか?
 ・実績や裏付けはありますか?
と問われます。

会社員も自営業も同じです。

会社員は、期待する仕事ができなかったら退職勧告されます。
それは普通のことです。
社員が辞める権利があると同じレベルで辞めてもらう権利があります。

自営業なら仕事の声がかかりません。

変化する社会で、
出番を広げて
充実した人生を築く鍵は..

日頃の経験を「言葉にして」書き溜めることです。
書くことは考えること。
考えることで経験が使える「知恵」として残ります。

現場の経験が「知恵」として積み上がると
他の人と違う「強み」になり声がかかりやすくなります。

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図解講座のご案内

 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
  ~図解CD・演習付~

株式会社 情報機構 様 主催

開催予定
●日時:2014年11月17日月曜日  12:30-17:30
    2014年11月18日火曜日  10:30-16:30

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

<講師割引適用について>
参加ご希望の方は、以下のメールアドレスに
メールをお送りください。
左の「講師割引申込用紙(PDF)」をお送りします。

  info@teoria.co.jp
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  件名:【講師割引申込用紙】
  氏名:
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・割引額はそれぞれの下記料金より、
  1名ご参加の場合
    ¥10.800円引き、
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講座の内容は
http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

問題発生の原因を正しく掴んでいますか?

図解:問題発生の原因を正しく掴んでいますか?

仕事は、人と人のコミュニケーションが土台です。

問題が起こるのは
・上手く伝わらない
・伝えられない
事からです。

この図解は
 ・期待を伝える
 ・期待を受取る
ときの情報の変化の構造です。

私の経験した
・SEとして業務を取材するときの経験
・企画書や提案書を受注するときの経験
ここから、この分析をしました。

若い時は、受信側として
「こんなシステムを、つくって欲しい」というシステムの取材
「こんな企画書を、つくって欲しい」という企画の取材
をたくさんしました。

その時に、真面目に几帳面に議事録を作っていました。
一言も聞きもらさず、聞いて・書いていました。
ちゃんとやっていました。

自分はちゃんとやっているのにと、
上手くいかないのは相手の問題だと思っていました。

でも、相手も「ちゃんと伝えている」と思っています。

発信側は、正しく伝えたつもり
受信側は、正しく受取ったつもり

この双方の「正しいつもり」が問題。

何度も、トラブルを経験するなかで、
何が、どうなって、トラブルになるのかを
整理しようと考えました。

そこで、できたのがこの図解です。
情報を頭に思い浮かべて、伝えて行く段階で
 ・情報が抜け落ち 
 ・誤解が増えて
いきます。

問題の原因は、発信側・受信側の両方にあったので。

このように整理すると見えてきます。
どこから、どう手をつけたら良いか考えやすくなります。

問題が発生する構造を理解できました。

ただ、すぐに完璧な分析はできませんでした。
少しずつ進化させて今のカタチになりました。

この図解は、自分の困った・悩んだ体験を出発点に
どう考えたら解決できるのかを考えた結果出来上がりました。

誰にでも、困った・悩んだ体験はあるはずです。

是非、仕事の現場での「気づき」を書いてください。
書き方は何でも良いんです。
書くことに意味があります。

書くたびに、見える範囲が広がり、
深く追求できるようになって行きます。

ただ、言葉で表現することは難しい...
つい、先延ばししてしまいたくなります。
でも、「未来のために書く!」という覚悟は必要です。

これからは、個人も会社も「選ばれる人・選ばれない人」の差が
ハッキリしてきます。

その差は、どこから来るのでしょうか?
その人でないと、その会社でないとダメ
と所属する会社に思わせる、顧客に思わせる
「違い」を明確に打ち出すことが必要だと思います。

学校を出るだけ、資格をとるだけでは得られない
独自のノウハウを蓄積することが必要です。

そのために、現場で発見して「書く!」事です。

エピソード記憶をスキル記録へ

図解:エピソード記憶をスキル記録へ

エピソード記憶をスキル記録へ

社会に出て、20年・30年働いたら
たくさんの体験をしているはずです。

でも、中高年になって活躍している人と
そうでもない人、リストラされる人、
まったく違う職業に就く人がいます。

誰でも、一生懸命にやっていれば
働いた期間に得たものがあるはずです。
それを活かさないのはもったいないです。

仕事の現場から得た「知恵」を
 ・体験談
 ・思い出
 ・武勇伝
 ・自慢話
というような状態でしか語れません。

私の知っている人でも、
現役時代に頑張って実績を上げたけれど
それを若い人に教えられません。

個人の頭の中に存在するだけなのです。

これを3段階で、ノウハウのすることが必要です。

 1.エピソード記憶
 2.概念化(言葉で定義)
 3.スキル記録

このスキル記録とは
 ・成果につながる手順(プロセス)
 ・上手くやる方法(コツ・工夫)

の2つです。

記録にすることで、共有・伝承できます。

成功も失敗も
その理由や条件をしっかり言葉にして可視化することで
次の成功する可能性を高めていくことができます。