「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

TEL.025-531-1151 

〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

  hidetoshi@teoria.co.jp
現場で気づく、失敗から学ぶ

目標を持っている人は 「目標-現状=課題」、いない人は「現状≒悩み≒苦労」

20131015zukai

目標を持っている人は 「目標-現状=課題」
目標を持っていない人は「現状≒悩み≒苦労」

まわりにこんな人いませんか?

私は、若いころに流通業で働いていました。
そこでの体験です。

当時、私は20代前半。
まわりの人からは「いつも元気な池田君」と言われ、
どこに行っても一番若かったんです。

それが..
今は、年配者の部類です。
気持ちは若いんですが..
こう言ったら、もう年寄りですで。

これは..
若い時に、働いていた時の体験です。

その職場に、いつも怪我をしてくる年配の社員がいました。
当時、彼は40代後半だったと思います。
家が近かったのか職場に自転車で通っていました。

その自転車通勤で、何度もケガをします。
顔を擦り剥いたり、青あざができていたりは何度もありました。
足や腕に包帯を巻いて来ることもありました。
酔って自転車に乗り、転んだり、電柱や壁にぶつかるんです。

そして、いつも年配の女性社員に
「しっかり、しなさいよ」と
注意されたりしてました。

彼は、真面目でしっかり仕事をする人でしたので、
職場の誰からも嫌われてはいません。
でも、頼りにはされていません。

その状況は..
20代の私から見て魅力があるとは言えません。

いつも、愚痴や不満を口にしていたからです。

自分の都合が良くないことが起こると、
 自分なんか..
 ○○だから..
 誰かが悪い、会社が..
と愚痴や不満を言うだけでした。

自分からは何も動きません。
だから何も変わりません。

当事者に直接文句を言うことはありません、
いつも陰で言います。

そして、いつも
 自分は片隅に置かれている、
 きちんと相手にしてもらえない、
 自分はこんなに頑張っているのに...
そんな不満を口にしながら、お酒をたくさん飲みます。
私も何度も誘われました。
一緒にも飲みました。

でも、2人で飲んでも楽しくないんです。
まったく前向きの話がないのです。

一回お酒を飲めば2~3時間は時間がかかります。
彼と飲んでも、何の発見も気づきもありません。
彼の愚痴に付き合わされるだけなのです。

本人は、論理的に会社が、○○さんが...
と、まともな理由を言っているつもりなのでしょうが、
全て自分が正しくて相手が間違っているという論理です。

私は不思議でした?

なぜ、自分から動かないのか?
なぜ、当事者の直接文句を言わないのか?
なぜ、自分に非のあることでも相手が悪いとこじつけるのか?

あれから30年以上たちます...
早いです。

毎日、愚痴や不満を口にしている人はいますか?
その違いはどこから生まれるのでしょうか?

—————————————-
●目標を持っている人
—————————————-

目標-現状=課題
 
努力の方向が明確になり、考えて行動する
目標に向かった行動の結果がでる
 
結果を評価、反省し、経験を蓄積

目標のある人は...
 「未来を、どう築くかが重要」

—————————————-
●目標がない人
—————————————-

現状≒悩み≒苦労
 
常に今に悩み・不平・不満を繰り返す
毎日が、その日・その日で終わり
 
環境に流され、他人をうらやむ

目標がない人は...
 「今の居心地が重要」

目標を持っている人といない人の違いは

・目標を持っている人 目標-現状=課題
・目標がない人    現状≒悩み≒苦労

ここにあります。

明るい未来は待つのではなく、
自分で築くというアプローチが重要です。

自分で築くためには
 ・失敗から学び
 ・現場で気づき
それを書き溜めることが重要です。

記憶に頼るはなく、記録するのです。

記憶は無くなったり変形します。
大切な、学びや気づきが失われてしまいます。

これでは、もったいない。

要な事は
過去の経験を、未来を活かす材料にすることです。
記録することで、
 ・考える材料
 ・打つ手
として活用することができます。

現場の知恵を蓄積すると「現場で考える力」がアップする

20131010zukai

現場の知恵を蓄積すると「現場で考える力」がアップする

要するに現場で考える「材料」が多いか
少ないかの違いないです。

経験豊富な優秀な人は、メモやノートを残しています。
ノートが無くても、頭の中に整理されて入っています。
過去の経験を蓄積しているのです。

現場での「気づき」を、「知恵」にして書き溜めると、
その書き溜めた「知恵」をベースに考えることができます。

書き溜めた「知恵」は考えるフレームです。

書き溜めた「知恵」が増えると

 ・問題に「気づく力」
      ..問題を発見する

 ・問題を「言葉で表現する力」 
     ..言葉で定義する

 ・問題を「体系化して考える力」
      ..分かりやすく編集する

をアップします

これからの仕事は、一生懸命に頑張ることは変わりませんが、
「何を・どう」頑張るかを考えることが必要です。

そのためには、過去の経験を未来を活かす材料にすることです。

——————————————————
図解講座のご案内 2014年7月10日(木) 10:30-16:30 
人と組織のパフォーマンスを高める
思考と行動を図解で可視化する技術 ~図解CD・演習付~

●日時 2014年7月10日(木) 10:30-16:30
●会場 [東京・東陽町]江東区産業会館2階第6展示室
●受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)

  詳細は
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC140747.php

<講師割引適用について>
●詳細  http://www.teoria.co.jp/zukai-pre/02/index.html

「レアな存在」を目指すために、自分で、自分の教科書を創ろう!

20131008zukai

「レアな存在」を目指すために、自分で、自分の教科書を創ろう!

こんなタイトルの本で勉強していませんか?

 ・これさえやれば現役合格必勝法
 ・必ず内定が取れるテクニック100
 ・サルでも分かる、上司が喜ぶ企画書
 ・会社を辞めて社長になる方法
 ・簡単にできる業績アップテクニック
 ・あなたもこれで年収1,000万円
 ・40代のうちにやっておく○○○
 ・豊かな老後のための準備50

直接的な答えを探していませんか?
すぐに結果の出るテクニックを欲しがっていませんか?
簡単にできるやり方を見つけようとしていませんか?

誰かが持っている答えを探す「勉強??」でしょうか?

探せば..
見つかるでしょうか?

運が良ければ..
自分の問題に直接役に立ものにあたるかもしれません。

でも、ほとんどは..
直接役に立つ部分は少ないのが現実です。
 ・誰にでも、あてはまる解答は、
 ・誰にでも、当てはまりません。

参考には、なると思います...

私も、たくさん読んでいました。

でも、これからは誰かの真似や
先例に習ってが通用しない時代です。

誰かと同じことをやっているなら..
価格競争に巻き込まれ、やって行けなくなります。

これからは、自分が
 ・どう生きるか?
 ・どう働くか?
 ・他の人にどう役に立つのか?
 ・そのために何が必要か? 
を自分で考えて、
オリジナルな自分、レアな存在、を目指すことが必要です。

そのために
自分で、自分の教科書を創りましょう!

島田紳助氏は、誰もが知る成功者の一人だと思います。
あんな結末にはなりましたが..

島田紳助氏は若い時から
自分のお笑い教科書を作っていたそうです。

参考になるお笑いの教科書が本屋で売っているはずもなく、
まずは先輩漫才師の漫才のじゃべりを
一字一句ノートに書き写すことを続けたのだそうです。
「どうしたら客にウケる!?引かれる!?」などを
徹底的に分析し、「笑いのパターン」を知り、
整理していったそうです!

とても手間のかかる作業だったと思います。

自分の教科書を創ろうとした
そして、自分の理論が完成したことで、
あれだけの成功があったのだと思います。

失敗から「学ぶ」人になる

失敗したときに、どうしていますか?

反応は。大きく分けて2つになります。
 1.会社や他人のせいにする
 2.自分の問題にする

失敗すると誰かに文句をいいたくなります。
特に会社や上司への言いやすいですね。

でも、誰かのせいにしている限り成長はありません。

100%他人が原因という問題はありません。
どんなことにも、多少なりとも自分が改善できる
部分があります。

でも反省しない人はいます。
もうあんな仕事はしたくない。
大変だった..
悪いプロジェクトに回された..
家に帰って、疲れたと言ってお酒を飲む。
これだけを10年、20年続けても
何者にもなれません。

愚痴や不満をゼロにはできませんが、
自分でできる部分が上手く出来なかったら
そこをしっかり反省すると、
反省するから失敗から学べ
学ぶから成長し
成長するからよりレベルの高い仕事ができるのです。

反省は、後悔ではありません。
論理的に、失敗の因果関係を把握して
考える材料として蓄積しましょう。

仕事で感じて・考えるには、その材料が必要!

仕事で感じて・考えるには、その材料が必要!

仕事でも、ネットでほとんどの事が完結し
商品も伝票もお金も目の前を通らないで流れていきます。
若い人が、初めての業界に入って行っても
全体の流れを説明してもらえる機会も無く目の前の作業に追われます。

目の前の自分の担当分野からだんだんにひろげて理解できる人は少ないと思います。
「感じる力」の土台になる、知識を与えてあげないと
自分で考えれられない作業員にしかならないと感じました。

もったいないですよね。

———————————————————
飲食店、コンビニで相次ぐSNS炎上。彼らが”これはダメ”と感じない理由

”感じないひとたち”を理解する
こうした新世代のネット民が持つ感覚を的確指摘したのが、24時間残念営業というブログを開設するMK2氏である。MK2氏は「「うちら」の世界」エントリーの中で下記のような仮説を立てている。

彼らには「インターネット」という概念がよくわからない。よく言われることだが、たとえばTwitterならTwitterという「個別のアプリケーションがある」というのが彼らの感覚である(LINEは使ってないんでよくわからん)。実際にはそれは、インターネットの仕組みの内部で動いているサービスなのだが、ここでSNSと「うちら」の結託が起こる。SNS=うちらとなるわけだ。なんとなくは「インターネット全体」という外部があることは知っていても、それが「うちら」に積極的に介入してくることは考えない。もしそれが容喙してきた場合、彼らの理屈に従えば「うちらなにも悪いことしてないのになに勝手に干渉してくんの」ということになる。ましてネットの場合、リアルとは違い「外部」は完全に可視範囲の外にある。おそらく彼らにしてみれば不意打ちの感覚が強いだろう。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/masakazuhonda/20130812-00027195

失敗と書いて成長と読む

■先人の言葉………….

  失敗と書いて成長と読む

  野村克也氏
■……………………

野村監督は、

 人間は失敗してこそ自分の間違いに気づくもの。
 気づく前に言われても頭には入らない。
 何が問題なのか。
 疑問に思い、考えるようになって、
 はじめてコーチの出番となる。

そして、野村監督は

その時まで、待て
選手が自ら教えを乞いにくるときは、
選手の向上心や知識欲が
最高潮に達しているときだからだ。

と言われています。

仕事の現場には、たくさんの失敗があります。
 ・そこから学んで成長する人
 ・嫌な事と無いものにしてしまう人
では、得られるモノが違います。

監督の言われるように
成長の糧にしたいと思います。

ボツ・失敗を「お宝」に変える、ボツと失敗の原因分析

図解:ボツと失敗の原因分析

ボツ・失敗を「お宝」に変える、ボツと失敗の原因分析

新しい事業を企画するときの「壁」は
 ●ボツ  誰もわかってくれない、OKがでなかった
 ●失敗  頑張ったけれどダメだった

これは、企画がスタートしたか、していないかの違いだけです。
上手くいかない根っこは同じです。

アイデアが良くても実現できない
根っこは、この4つの原因にまとめられます。

—————————
1.必須技術の弱さ 
—————————
社内の現存技術では無理だと言うことです。
どこかから調達する必要があります。
失敗は、自社の技術を過信した結果です。
 
若い新人と優勝経験のある熟練者が、
空手の試合をしました...
熟練者は、「俺の方が、経験も実績もある..」と考えました。
さて、どうなったでしょうか?
若い新人の体力や瞬発力にはかないません..
自分の「強み」で勝負しようとしたのですが、
自分の「弱み」で勝負することになりました。
そして、負けました。
  
事業企画を実現するために必須な条件は何か!
しっかり見極めることが必要です。

自分が、「強み」と思っているモノが、
「強み」で無かった..

  ..必須技術が確立すれば!

—————————
2.実現設計の甘さ
—————————
方法・手順の選択ミスです。
実現のための設計図の完成度は高かったのでしょうか?
複数の実現の方法を選択肢として並べ、
選択する基準を考え抜いて選んだでしょうか?
確たる理由も無く選んでしまうことがあります。

お昼になったお腹が空いた...どうやって空腹を満たすか..
そばにするか、ラーメンか、定食か、牛丼か..
空腹を満たすための方法は複数あります。
どんな基準で選ぶのか?
昼食なら簡単ですが事業立上なら責任重大です。

ラーメンを選んだら、次は...
どのラーメン屋さんにするか、歩いて行くか、ひとりで行くか、
どんなトッピングで食べるか?...
たくさんの手順のクリアが必要です。  
  
東京にいて、札幌のラーメン屋さんに行きたいと考えても、
お昼休みの時間では行って帰ってこれません。

無理な計画を立てなかったでしょうか?

経験のないことに対しては、PDCAできません。

  ..事業化の力がアップすれば!

—————————
3.組織の力量不足
—————————
組織管理が弱いと計画は良くても何も生み出せません。
「みんなで力を合わせて頑張ろう!」は、重要ですが...
メンバーの能力を見極めて、能力によって公平に分担する必要があります。

昔の取引先の社長が若いころに大学受験に失敗したそうです。
そこに、その行きたかった大学出身者が中途入社してきました...
どうなったと思いますか?
その大学出身者を、無茶な重用をしたのです。
50歳を過ぎて、○○大学卒もないだろうとみんな思ったのですが..
社長が、彼を高い役職に据えました..
コンプレックスの成せる無理難題です。
彼は、屁理屈は達者ですが、論理的な会話ができません。
もう、社内はガタガタです。

その会社の事業は...
それが直接の原因ではありませんが、とん挫してしまいました。

協力しあう文化が社内に土台として育っていないと、
「仕事の仕組み」を載せて組織力にすることはできません。

  ..組織力が高まれば!

—————————
4.市場が未成熟
—————————
商品化や事業化が早すぎたのです。
商品化や事業化には、社会の環境を待つことも必要です。

昔、ISDNが普及し始めた頃にパソコン通信を使って
通販を企画し事業化を考えた会社がありました。
パソコン通信で商品情報を送って受注するのです。
ISDNが普及し始めて、パソコン通信より格段に
写真の転送が早くなりました。
その会社の幹部は、「全国にISDNが普及すれば..」
と言っていました。

ISDNと言えど、今から考えると、
写真など送ったら時間がかかって仕方がありません。
商品の検索など、とても現実的ではありません。
 
今のようなネットで写真も動画も自由にみられる
環境とは大きく違います。
これなどは、商品化や事業化が早すぎたのです。 

TVやカタログ通販は広がっていましたが、
パソコン画面で商品を買うというところまで行っていませんでした。

   ..時代が、後押ししてくれたら!

「ボツ・失敗」には、
 ・アイデアの問題で失敗することがあります。
 ・アイデアが良くても、
  この4つの原因で「ボツ・失敗」につながります。

ボツになった時、失敗をした時は、
その記録を残しておきましょう。

どれだけ臨場感をもって蓄積できるかが重要です。

時代が移り、社内・市場の条件が変わると..
「ボツ・失敗」が「お宝」に変わります!

しっかりと記録に残しましょう!

会社を変える4つのアプローチ

図解:会社を変える4つのアプローチ

会社を変える4つのアプローチ

現場で、何か問題が発生したら?
そして、それが繰返されたら?

解決するアプローチは4つあります。

現場で、何か問題が発生したら?
そして、それが繰返されたら?

解決するアプローチは4つあります。

1.人事を変える

簡単な解決策です。
 「あいつが悪い」
と個人攻撃をして首のすげ替えで解決を計ります。

人を入れ替えるのが一番簡単です。

問題なのは..
社員の能力が問題が
意欲が低いからだと
問題の原因を一方的に押し付けてしまうことです。

でも、それで解決できればいいのですが..
そうならない場面がたくさんあります。

仕事の現場では
社員の能力・意欲の問題は少なからずあります。
でも、それだけで無い方が多いのではないでしょうか?

2.やり方を変える

上手く行っている会社のやり方をマネをする。
でも、それだけでは上手くいきません。

はまればOKですが..
なかなか上手くいかないのが現実です。
当然です、環境が違うんですから。

問題なのは..
どこかにある「正解」を探すことです。
昔は、真似するモデルがありました。
そこのノウハウを導入すれば上手くいきました。

でも今は、単純な真似では上手くいきません。
自分の会社にとっての「最適解」を見つけることが必要です。

3.仕組みを変える

やり方を変えて上手くいかないと
全体の「仕組み」を変える必要性を感じます。

成果を上げる仕組みを問い直す時です。
小手先の改善では解決できないと認識するところから
スタートすることが必要です。

商店街がシャッター通りになっています。
長く続いた老舗でも、やっていけない時代です。
ビジネスモデルを考え直す時代になったんです。
一度立ち止まって、商品やサービスの在り方を
考え直してみませんか。

自社の「強み」を軸に考えることで、
過去の資産を活かし、新しい展開を望めます。

4.文化を変える

そして、最後に行きつくことが
会社の文化を変えるということです。

「文化を変える」とは、
 ・理念を明確にし
 ・浸透させて
 ・その理念に共有する人に「変える」
と言うことです。
言うのは簡単ですが、時間もエネルギーも必要です。

もっとも重要なことが
社長自身が、
 ・理念を明確にし
 ・体現する
そこからスタートすることです。

私は、
図解で、仕事を可視化して標準化することを仕事としています。

具体的な作業を組立て行くときに、
 ・Aの手段が良いのか?
 ・Bの手段が良いのか?
とどちらかを選ぶ場面があります。

この時の選ぶ判断基準が「理念」です。

分かりやすい理念を掲げ、社員に浸透させていきましょう。

問題を解決するために、
状況に応じて、アプローチを変える必要があります。
正しく見極める必要があります。

 対処法 → 体質改善 へ

より成果を上げるには、より上位の解決策が必要です。

過去の成功と失敗の体験の活かし方で人生が変わる

20130518zukai

過去の成功と失敗の体験の活かし方で人生が変わる

若い時に、上司や先輩に飲み屋に連れて行ってもらい、
飲ませてもらい、叱られたり、昔話を聞かせてもらいました。

そこで感じたことは
どうでも良い話の中に、
 ・役に立つ話をしてくれる人
 ・単なる自慢話で終わる人
がいることに気がつきました。

年齢や社歴には関係ありません。
学歴だって同じ程度です。

違いは..
仕事のできる人、できない人の違いと発見しました。

 ・仕事のできる人の話は、
  酔って騒いでも有益な話が混じっています。

 ・仕事のできない人の話は、
  酔って騒ぐだけで得るものがありません。

それは、受けとめる方の力量かもしれませんし、
仕事のできる人だから、
良いように解釈したとも考えられます。

仕事のできる人は..
現場で体験したことから何らかのノウハウを貯めていて
それを仕事に応用していくように感じました。
困ったことが起きても、すぐに何らかの対処ができました。

方や、仕事のできない人は...
毎日やっているルーチンワークなら安心できるのですが、
不測の事態には、頼りがいがありません。

これは、過去の成功体験と失敗体験を
どう取り扱ったかの違いだと考えました。

———————————
■ 思い出で止めると
———————————
思い出話しだと
  ・自慢話
  ・武勇伝

酒の席の話で終わります。
その人の経験は、特別な例で応用が利きません。

昔のことを思い出しながら、
たくさんの脚色が入り
「気持ち良く話す」ことが目的となるので...
1度めは良くても、2度3度と続くと
聞く方は苦痛になります。

———————————
■ 知的資産として活かすと
———————————
知恵のデータ・ベースと定義すると
 ・過去から積上げた知恵
 ・未来を考え、築く材料

社内で共有して活用できようようになります。

他で応用できるように抽象的なまとめがあり、
具体的な事例とセットになっているので
その場にいなくても、現場の状況をイメージでき、
疑似体験できました。

仕事のできる人を思いだすと、
昔ですから、ドキュメントにまとめることはありませんが、
ノートを持っていたり、たくさんのメモを持っていたり、
頭の中に体験が整理されていたように感じます。

それを、お酒の席で聞かせてもらっていたのです。
それも、無料どころかお酒付きで..

現場で発見した「知恵」を、ノウハウとして蓄積しましょう!

それは、自分の未来を築く材料になります。
社員の「知恵」を集めれば会社のノウハウになります。

「失敗」の定義で人生が変わる

20130517zukai

「失敗」の定義で人生が変わる

失敗は誰にでもあります。
でも、活かせる人と活かせない人がいます。
その違いは..
「失敗」の定義の違いにあります。

アメリカの発明家のチャールズ・ケタリングは
 「成功の99パーセントは、
  いままでの失敗の上に築かれる」

という言葉を残しています。

失敗するということは、
新しいことに挑戦して成長しているということです。

エジソンの白熱電球の開発で、
世界中から 6,000種類もの材料を取り寄せ実験した。
研究室にあったせんすの竹でフィラメントを作ったところ
200時間灯(とも)った。
材質を竹にしぼり10万ドルの費用をかけ20人の調査員を
竹採集のため世界に派遣1,200種類の竹で実験した。 
とのことです。(Wikipediaより)

後に、
 「私は一度も失敗していない。
  うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ。」

と語っています。

失敗を
1.発見・学び   
できないことが分かった・別のやり方へ
 2.出発点
   新しいやり方で再出発するきっかけ
 3.気づき・再確認
   何のためか自問自答・意味を深める
このように考えませんか!

こう考えると
失敗は「財産」になります。
 
「失敗」は、自分の新しい可能性に挑戦した証です!