「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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提案

目的と手段の階層構造 

図解:目的と手段の階層構造 

こんな困ったは、ありませんか?

社長が現場にでて、あれこれ指示します。
でも、現場の立場で考えると
ピントがずれています。

社長の頭の中にある目的は明確です。
「これから始める新規事業が成功すること」です。

確かに、それは間違いないことです。
でも、それを現場に求めたらどうなるのでしょうか?

社長の目的は、
部下である部長に仕事をしてもらい実現します。
社長にとって、部長の働きが手段となります。

部長の目的は、
部下である課長に仕事をしてもらい実現します。
部長にとって、課長の働きが手段となります。

このように、上位の

ある目的(何をする)は,
その目的から見れば「手段」となるのです。
この関係が、上から下へとつながっています。

これを、「目的と手段の階層構造」と言います。

手段の正しさを確認するには、
その手段を選択した目的との整合性の確認が必要です。

それをせずに、
最上位の社長の目的と比べて
現場の動き(手段)に問題があると言ってしまうのは
どうなのでしょうか?

明らかに、問題のある行動(手段)の場合もあるでしょう。
でも、多くは現場の上位(係長)の持っている目的を実現する
手段としての現場の動きがあるはずです。
そことの整合性が取れているかどうかの確認は大切です。

全く別の例で言うと..
上司から、提案書の作成を依頼されたときは。

企画や提案について知識・経験の低い上司だと
目的を
 ・その提案書をもっていけば
 ・話を聞いてくれて
 ・納得してくれ
 ・契約する
という提案書を創れと言います。

でも、その相手先と提案内容によって
目的と手段を考える必要があります。

上司にしてみれば契約できればいいんだなんでしょう。

相手先も提案も初めてなら3段階での提案が必要です。

1段階目:提案できる環境を創る
     顧客の実情を把握するため
2段階目:顧客担当者との協同作業する
     どうなったら満足を引き出せるかを一緒に考える
3段階目:契約を迫る提案
     提案の最終段階

というように、段階によって提案の目的が異なります。
目的が異なるので、手段となる内容も異なります。

最終目的の「契約を勝ち取る」ということに対して
1度では実現できないので3つの手段に分割しました。
そして、それぞれには異なった目的と手段があるのです。

仕事を作業に組立てるときには
「目的と手段の階層構造」の関係を意識しましょう。

「今更、目的や目標の確認..分かってるだろう」
などと部下を叱責するのはやめましょう。

アウトプットの価値を高める思考範囲の拡大が必要

図解:アウトプットの価値を高める思考範囲の拡大が必要

企画や提案が通らないと困っていませんか?

上手く表現できないからだ
図解できれば「何とかなる..」と
期待していませんか?

企画や提案が通らない理由は2つあります。
 1つ目は、価値を正しく伝えられないこと
 2つ目は、伝えた内容が相手にとって価値が低いこと

間違いなくこの2つです。

一般的に図解は、
 ・頭に浮かんだことを整理して
 ・分かりやすく表現し表現する

ために使います。

図解は、思考を整理する方法として有効ですし、
表現方法として有効な手段です。
図解すると長い文章を読むより分かりやすくなります。

ただ図解にすると..
内容が陳腐だと、それが丸見えになります。

他人の評価は厳しいです。

原因は、
・自分の知っている少ない情報だけを
・パワポの機能でこねくり回し
それらしく何んとかしようとしていることです。

頭の中にあるモヤモヤした状態のアイデアを
整理して分かりやすく表現するだけでは
内容の価値は高まりません。

価値を高めるには

1.知っているけれど
  「気がついていない情報」

2.価値を高めるために必要だが
  「自分が知らない情報」

を取込むことです。

これがなかなか難しい。

よく言われる言葉に
 ・鳥の目になって
 ・虫の目になって
 ・魚の目になって
という視点を移動する方法があります。

間違いなく有効です。

でも、これだけで大丈夫でしょうか?

他にも、
 ・ゼロベースで考える
 ・成功体験を捨てる
 ・相手の立場に立って
などなど視点を移動するガイドがあります。

これらを使うだけで
 価値を高めるために必要だが
 「自分が知らない情報」
を探っていくことができるでしょうか?

求められるのは「視点移動のガイド」です。