「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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図解の基本と特徴

図解ができるようになっていく経過

図解:図解ができるようになっていく経過

図解ができるようになっていく経過

図解は、
 ・頭に浮かんだアイデアを整理する技術
 ・整理したアイデアを表現する技術

です。

「技術」ですから練習すれば上手くなります。

これは、間違いありません。

でも、練習量に比例して
上手くなっていくわけではありません。

書いても、書いても、
上手くなったと感じられない期間が続きます。

どんな技術でも習得する時には、時間がかかります。
練習しても上手くいかない時期が続きます。

野球のようなスポーツでも囲碁や将棋でも
同じようなことがあると思います。

上手くならない期間が続き、
いつになったら上手くなるのか?
悩むこともあると思います。

この期間の練習量と蓄積が、
後にやってくる成長期の伸びを決めます。
 
ここで、やっても上手くならない
ここで焦ったり投げ出したりしてはダメ。
 
蓄積期から成長期への転換が
100枚だと考えています。

100枚あると、いろいろなパターンを経験できます。

図解に取組む時に、
 ・過去の図解を下敷きにする
 ・複数の図解を組合わせる

ことができると、ずいぶん楽になります。

100枚、頑張って書きましょう。

ただ..
しっかり考えてた図解を作成しないと..
意味がありません。

良くあるのは、適当に箱や矢印を書いて
図解もどきをたくさん書いて「図解した」ということです。

これだと蓄積する期間が長くなるだけです。

100枚、頑張ればあっというまです。

仕事の「可視化」って何だ?

図解:図解の対象は「思考・行動」

仕事の「可視化」って何だ?

仕事の「可視化」とは、より良い仕事をするための手法です。

部下に仕事の指示をしたのに、期待通りに動いてくれない。
上司の指示が、あいまいで動けない..
自分で考えて動いたら「そんな指示はしていない」と言われた。
そんな経験はありませんか?

誰もが「一生懸命やっている」と思っています。
指示通り動いている、しっかり指示している、
と思っています。

■「仕事って何か?」整理すると

仕事の流れを整理すると
 1.目的に明らかにし
 2.目標を定めて
 3.作業を組みたて
 4.人と協力しながら
 5.行動して
 6.目標を実現する
となります。

ここで、この流れの1~6を機能に分けると
 ・考えること(1・2・3)
 ・伝えること(4)
 ・行動すること(5・6)
と、大きく3つに分けられます。

どんな仕事も、
はじめは実現すべき「あるべき姿」が
 ・誰かの頭の中にあり
 ・これを言葉にして、
 ・伝えて、作業を計画し
 ・行動する
と、なります。

仕事でもっとも重要なことは
頭の中にあるアイデアを可視化することです。

■頭の中のアイデアを可視化することは

しっかり伝えようと、言葉を並べたけれど
上手く伝わらない体験があると思います。

実は、自分の頭の中にあることを
表現するのは難しいんです。

自分は
 ・何を考えているのか?
 ・どのように考えているのか?
 ・どうしたいと考えているのか?
なかなか上手く表現できません。

イギリスに
  考えていたことを
  上手く言い表せた時にはじめて
  自分が何を考えていたか
  見えてくる。
という諺があります。

アイデアを可視化すると言うことは
伝えたい内容を言葉や図にして外部化することです。

■可視化すると仕事のレベルを底上げする

可視化の利点は、見える事による
仕事のレベルを上げることです。

仕事で使う簡単なものでは
 ・チェックリスト
 ・作業手順書
などのマニュアルです。

これらは要するに、やるべきこと(行動)の可視化です。

一度、可視化して置くと
次回からは、その通りにやれば良いのです。
戸惑わなくまります。
新人にも教えやすくなります。

もし、想定外のことがでたら
それを盛り込んでマニュアルをより良くできます。

頭に浮かんだ新しいことを始めるときは
そのアイデアを
 ・書くと、見えます
 ・見えると、不足や間違いが見えます
 ・見えると、みんなが意見を言えます。
 ・みんなの意見を取り入れるとどんどん良くなります
そうすることでアイデアの完成度が上がります。

仕事のレベルを上げていくには
「仕事の可視化」が必要です。

現場での気づき、失敗からの学びをもとに
 ・成果の上がる手順(プロセス)
 ・上手くやれる方法(コツ・工夫)
可視化して積み上げることで会社の「知的財産」になります。

何も積み上げてい無いと..
いつまでたっても「優秀な人が欲しい..」と
嘆き続けることになります。

仕事の可視化は
「知的財産」を積上げる土台になり、
会社の年数が上がれば、あがるほどノウハウがたまりまる。

図解講座のご案内

 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
  ~図解CD・演習付~

株式会社 情報機構 様 主催

開催予定
●日時:2014年11月17日月曜日  12:30-17:30
    2014年11月18日火曜日  10:30-16:30

●会場:[東京・大井町]きゅりあん 5階第3講習室

●本講座ホームページアドレス
 
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC141106.php

<講師割引適用について>
参加ご希望の方は、以下のメールアドレスに
メールをお送りください。
左の「講師割引申込用紙(PDF)」をお送りします。

  info@teoria.co.jp
  ——————————
  件名:【講師割引申込用紙】
  氏名:
  メールアドレス:
  ——————————
  
・割引額はそれぞれの下記料金より、
  1名ご参加の場合
    ¥10.800円引き、
  2名以上参加の場合
   通常の同時申込割引から更に1名につき¥2160円引きとなります。

講座の内容は
http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

図解:文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

文書を理解して図解する手掛かり:「内容」を分析

分かりにく文書、長い文章を
簡単な要約にしたり図解にして
相手の理解を得たいと思う場面があると思います。

でも、文書をどこから・どう整理していったら良いか?
なかなか手がつけられません。

要約も図解も、文書に書かれていることを
正しく理解することが必要です。

そのために..
文書には、「何が書いてあるのか」を
要素に分けました。

文書の内容を整理する参考にしてください。

まず、
文書の目的は
自分の「主張」を読み手に理解してもらうため

そのために、
「○○なんです!」という
一つの「主張」が必ずあります。

そして、
その「主張」を理解してもらうために

それは..
どういう意味か?
 ・具体(詳細) より詳しい情報で深く解説する
 ・比喩(言い換え)分かりやすく言い換えることで理解を促す

それは..
本当なのか?
 ・事例(他人の体験)具体例をあげることで説得力を高める
 ・体験(自分の事例)実体験を語ることで説得力を高める
 ・引用(根拠)データや裏付けとなる根拠で信頼性を高める

という5つの要素があります。

すべての要素があるわけではなく、
様々な組合せと出方があります。

文書を手に取り、書かれている文章を読みながら
「要するに何を言いたいのか?」を考えて
主張を探します。

その次に、5つの要素を整理していきましょう。

図解講座で、例を示しながら
文章を図解する方法を解説し練習していただきます

人と組織のパフォーマンスを高める
思考と行動を図解で可視化する技術 ~図解CD・演習付~
2014年11月17日(月)~18日(火)

http://www.teoria.co.jp/semi/20141117/index.html

図解できない4つの状態

図解:図解できない4つの状態

図解できない4つの状態

図解しようとパワーポイントに向かいます。
なんとなく、それらしい図解をしました...

でも、納得できません。

なぜでしょうか?
何が足りないのでしょうか?
どのようにしたら、
納得できる図解ができるのでしょうか?

実は..
図解できないと言うことは、
考えていることを
 ・具体化できない
 ・論理的に構成できない

ということです。

よく..
「文章なら簡単なんだけど、図解は難しい」
という人がいます。

文章が書ければ
それを図解するだけですから簡単です。
書いた文章を図解できないのは
日記のような思いつきを、思ったままに
書いているからです。

私は図解を、
「論説文のダイジェスト(要約)版」
と定義しています。
論説文が書ければ図解は簡単です。

ここから考えると

図解できない状態は、大きく分けて4つあります。

——————————————
1.疑問
——————————————
~するには、どうすべきか?

頭の中で、悩んでいるだけで
問題を明確にできていない状態です。

これが一番多い

考えていると言って、悩んでいるだけ
具体的な行動レベルに展開しないと意味が無いのです。

まずは頭に浮かぶ事を言葉にして書き出しましょう。
単語でも文章でもOKです。
それを見ながら、組合せを考えると
考えが深まっていきます。

——————————————
2.願望
——————————————
~なると嬉しいな!

どこまで、実現を望んでいるのでしょうか?

聞いてみると....
 ・未来の定義が曖昧だったり
 ・実現への意慾が低い
これだと、頭に浮かんでいるだけで
自分でも一生懸命になっていない状態です。
これだと、文章も図解も書けません。

どんな未来で、何を期待しているのか..
突き詰めて考えることが必要です。

——————————————
3.対応
—————————————–
会社が、~すべきだ!

私に責任はない、責任範囲外、分野が違う..
私の権限の範囲外..
でも、担当分野の人が「やるべき!」

文章も図解も、発信したら責任がきます。
自分で発信したことに責任が問われます。

自分はどんな役割を果たせるのか..
他人事では何もできません。

——————————————
4.漠然
—————————————–
~が問題だ ..『営業部の力不足だ..』

明快に分からない状態では図解できません。
図解したとしても、内容の陳腐さが露呈します。
相手に簡単に指摘されます。
大雑把な問題の指摘では対策が立てられません。

考えを深めて具体化しましょう。
頭の中だけで考えていては深まりません。
紙に書き出して考えましょう。

この4つの状態で、図解しようと...
 ・悩むだけ
 ・困るだけ
前に進みません。

できない理由がでてきます。
 ・○○が決まっていないから書けない
 ・○○の部分は、□□さんに聞かないと
というような、自分への言い訳をします。

図解できない原因の多くが、
対象を突き詰めて考えていないためです。

図解に必要な要素の洗い出しが
不完全な場合が一番多いのです。

「考えていない」より「図解できない」と
言う方が言い訳しやすいのです。

逆に言うと、この状態を抜け出さないと図解できないと
考えても良いと思います。

ただ対象の解決策を自分で決められないことが多いのも現実ですので、
一概に図解担当者の能力・努力不足と言えないところもあります。

図解するという行為は!
 ・期待する未来を頭に中に描きだし、紙に書き出すこと
 ・主体的にその実現に向けて行動すること
 ・書いて発信したことに責任を持つこと
これだと考えています。

文章と図解の役割の違い

図解:文章と図解の役割の違い

文章と図解の役割の違い

文章と図解の違いを整理すします。

私は、図解を
「論説文のダイジェスト版(要約)」と定義しています。

図解は、一目で全体を見渡すことができ、
表現している要素同士の関係が理解できます。

理解の進め方は
・全体を俯瞰して
・要素同士の関係を把握して
・注目する詳細に進むことができ
全体の理解に進めます

伝えたいことを要約しているので
パッと見ただけでエッセンスを読みとることができ
 ・ここが変だ?
 ・ここは私の考えと違う!
と意見を言うことができ
情報の共有がしやすく
みんなの知恵を集めるやすくなります。

伝えたい内容を要約して
エッセンスを伝えることが得意です。
難しい内容で無い限り理解の個人差を減らすことができます。

文章は、特に長い文章だと読む努力を相手に求めます。
ちらっと見ただけで興味が湧かなければ読んでくれません。

理解の進め方は
 ・何が書いてあるのか、先頭から読み始め
 ・順に読んで、部分の理解をしながら
 ・全体像を頭に思い浮かべていく
 これは、読み手の意慾と能力にかなり依存する
情報の伝え方です。

読んでも、理解しにくい言い回しだったりすると
理解する努力が必要です。

読んで理解するために意慾と能力を必要とするため、
理解の個人差が生まれやすくなります。

でも、事例や体験談などで語ることで
説得力を増すことができます。
ここが重要です。

ここに、図解と文章の違いがあります。

私は、仕事で企画書や提案書を作成する場合は、
文章と図解の両方を使います。

図解で、全体像を示して、
文章で、事例や体験談、データなどを解説することで
伝えやすくなります。

文書の使用目的や使用場面を考えて
文章と図解使い分けましょう。

図解ドキュメントの作成支援サービス
http://www.teoria.co.jp/teoria04/05/index.html

図解できない理由「図解の表現力が理由ではない」

図解:図解できない理由

企画書や提案書に図解を入れて分かりやすくしたい。
でも、つい長い文章になってしまう。

パワーポイントに向かっても図解できない..

悩みは
 ・どこから?
 ・どう手を付けたらいいのか?
 ・どうすれば分かりやすくなるのか?
 ・使えるサンプルは無いか?
です。

こんなに図解している私も同じでした。
図解を始めた頃は、いつも悩んでいました。

その原因は何でしょうか?
どうしたら図解できるのでしょうか?

長く図解に取組んできたことから
図解できない原因が分かりました。

理由は簡単です。

1.理解が足りないのです

目的は?、何のためには明確か?
目標は?、満足できる着地点は?

顧客の読みが足りないのです。
解決策は、顧客とのコミュニケーションです。
言葉にならない、
心で思っていることを受け止めることが必要です。

これがしっかりできていないと
考えても、考えても、目指す目標が見えてきません。
小舟のように、ふらふら揺れ動きます。
2.情報が足りないのです

図解する対象についての知識・経験は?
主張を裏付ける材料を集めたか?

経験の蓄積が足りないのです。
書く材料が足りないのです。
少ない材料をこねくりまわしてもダメです。
普段から「知恵」の材料を集めておくことです。

目的・目標が明確になったとしても半分です。
目標を実現する手段、その手段の具体化が必要です。
手段の選択の正しさ、根拠が必要です。
それには充実した情報の蓄積が必要です。

図解できなかったら、この2つを意識しましょう。
解決策が見えてきます。

一番問題なのは..
書くべき内容が無いのに、表現しようとすることです。

表現する内容があれば、表現することはできます。
表現が下手でも良いんです。

書くと内容が見えてきます。
見えると
・ヌケ
・ダブリ
・間違い
が見えてきます。

見えたら直せばいいんです。

自分の頭の中だけで完成度の高いものを出そうとしても、
間違いなく上手く行きません。

私が、これだけ図解できるようになったのは
たくさんの駄作をつくってきたからです。

実は、駄作でもたくさんあると
・あの図解の、この部分
・この図解の、この部分
を組合わせることで、
良い図解ができると組立てられるようになったのです。

これさえ覚えれば図解できる..と言うものはありません。

でも、コツコツ練習していくと上手くなります。

文書表現として図解に期待すること

図解:文書表現として図解に期待すること

文書表現として図解に期待すること

人に伝える文書に「図解」があると、
分かりやすくなります。

長い文章で伝えようとすると
 ・読む意慾が湧かないと読んでくれません
 ・読んで理解できないと意味がありません
そこで、書いた文書が、
きちんと読まれて、意図した情報が正しく伝わるには、
その読ませる工夫が必要です。

読ませる工夫は、この2つです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.パット見た瞬間にだいたいの内容を把握
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それには、「ロジカルな組み立て」が必要です。

具体的には

●読む理由を明快に提示
・テーマ、読み手に期待する反応の明示
・テーマ設定の背景説明

●主張の組み立てが分かりやすい
・根拠の体系化(漏れ、ダブりなく)
・主張が具体的でイメージしやすい

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.自分にとって価値があると感じる表現
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それには、「分かりやすい表現」が必要です。

具体的には

●分かりやすい表現の工夫
・意識しなくて読める文字数
・簡潔な言葉で表現、言い切る

●主張を視覚化して表現
・目的に沿ってエッセンスをまとめる
・エッセンス同士の関係が分かりやすい

これからは、図解の出番が多くなります。

一つめ
昨日と同じ仕事を一生懸命に長時間頑張る仕事の仕方から
毎日、昨日と違う改善をしていく必要がある働き方になってきました。

二つ目
同じ業種・同じ商品を取り扱っていても会社ごとに仕組みが違います。
真似できません、オリジナルな仕組みの構築が必要となり
その上、複雑になってきました。

三つ目
多様な働き方が普通になりました。
隣同士で、同じ仕事をしていても正社員・派遣社員・契約社員
パート・アルバイト..働く目的も意欲も意識も違います。
一人前になるのに何年も投資できません。
すぐに戦力になってもらう必要があります。

4つ目
場所と時間の拘束が無くなりました。
離れた場所で協同作業ということもあります。
仕組みの複雑化、仕事の標準化などの負荷も大きくなります。

図解は、誰でもできます。

必要なのは
 1.正しい方法論
 2.練習(練習しないととできるようになりません)
 3.蓄積(知識・経験の蓄積量に大きく影響されます)
この3つです。

目の前の仕事から図解に挑戦してみましょう!

図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解表現のテクニックだけを覚えても図解できない

図解したいと言う人は
・企画書づくりに困っている
・頭の中にあるアイデアを表現したい
・図解をすれば何とかなるのではないか
・図解をすれば分かりやすくなって伝わるはず
・手っ取り早く図解を使えるようになりたい
と言うように思っています。

でも、手っ取り早く図解できる技術はありません。

誰でも・簡単に・すぐにできる..
「これさえ覚えれば何とかなる」というような
図解の技術は存在しません。

図解には、図解表現のテクニックという面があります。

でも、その表現のテクニックを覚えるだけでは
図解できるようになりません。

図解の手順を大きく分けると

1.想いを
  頭の中にアイデアや主張がある。
  普通モヤモヤしています。

  ..「想い」が無いと
 

2.言葉にして
  概念化の作業をします。
  言葉で定義する作業です。
  単語や単文(S+V)で表現します。

  ..言葉で表現できないと

3.カタチにする
  構造化の作業をします。
  単語や単文(S+V)を組合わせて、
  意味の塊をつくります。
  単語や単文(S+V)の関係を整理します。
  ここで、欠け・ダブり・整合不良を見つけ、
  アイデアの完成度を高めます。

   ..組立てられないと

この3つの段階が「言葉の操作」です。

いかに、言葉で表現し、整理し、組立て、完成度を高めるか!
その作業です。

4.図解表現
  図形を使って表現します。
  四角や丸、矢印等を使って表現します。
  見やすくする作業です。

   ..ここで、1・2・3ができていないと

問題なのが、私の頭の中には「!」があると言いますが..
でも、「あるつもり」の場合が問題です。

あると思うと
 ・表現しようと思います
 ・創りだそうとは思いません
だから表現しようとしますが表現できずに悩みます。

そこで、「図解で何とかならないか!」と
図解のテクニックを学ぼうとするのですが..
表現のテクニックを覚えたところで、
図解できるようになりません。

実は、図解の表現自体は簡単です。
考えたことを構造化すれば、そのまま図解になります。
表現自体は、慣れればすぐにできるようになります。

私が言うのもなんですが..
思考を構造化して内容の完成度を上げられれば、
図解しなくてもOKです。
そのまま、論説文にすることができるからです。

でも、その表現の前に
 ・頭の中のモヤモヤした状態から
 ・価値ある発案をして
 ・言葉で定義して
 ・目的に沿って組立て
 ・内容の完成度を高め
 ・価値ある発信をするために
図解で「言葉の操作」をすることが役に立ちます。

そして..
この先に、図解表現があります。

思考を整理し図解表現する「3つの型」と「4つの力」

思考を整理し図解表現する「3つの型」と「4つの力」

思考を整理し図解表現する「3つの型」と「4つの力」

今、たくさん図解している私でも、
以前は、かなり苦しみました。

何を書けば良いのか?
どう書けば良いのか?

ずいぶんと悩みました。
  
まさに、試行錯誤の毎日です。

そこで、それまで作成した、
たくさんの図解を眺め何か法則は無いかと考えました。
見えてきたのが、この「3つの型」です。

この「3つの型」は、「9つの基本形」に展開します。

これは図解表現する型であり、思考を整理する型です。

表現したいことを言葉にして、その言葉を組合せる「型」です。
要するに思考のアッセンブリの型です。

この「9つの基本形」で要素を組み合わせることで、
複雑な図解な図解も描くことができます。

「3つの型」は

 1.比べる
   要素同士を比較する
   ・どっちが良いか?
   ・基準を決めて選ばせる

   仕事の主なことは、比べることです。
   自社商品と競合商品を比べる!
   では、どんな基準で比べるのか?
   比べて、どう選ばせるのか?
   「選ぶ」を導くことが提案の仕事です。

 2.並べる
   要素同士を並べて整理する
   ・因果関係の整理 
   ・手順、段階に整理する

   問題の分析をする時は、過去を遡ります。
   しっかり因果関係を理解して遡れるかが重要です。
   因果関係を理解する力を未来に向けると..
   目標をを達成するための計画のステップになります。
 
 3.組み立てる
   要素同士を関係で整理する
   ・内容の分析
   ・手段への展開
   ・包含関係

   仕事のできる人は、仕事を「仕組み」として理解しています。
   できない人は、仕事を「作業の連なり」として覚えています。
   この組立てが重要です。

そして、最も大切なことは、
図解する要素を洗い出すことです。

それが「言葉にする力」です。

比べる力、並べる力、組み立てる力を合わせて
4つの力と呼んでいます。

図解講座:人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術

人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術

図解講座のご案内

 人と組織のパフォーマンスを高める 思考と行動を図解で可視化する技術
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株式会社 情報機構様 主催

●日時 2014年7月10日(木) 10:30-16:30
●会場 [東京・東陽町]江東区産業会館2階第6展示室
●受講料 1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
詳細は
  http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC140747.php

<講師割引適用について>
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    ¥10.800円引き、
  2名以上参加の場合
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