「現場の知恵」を蓄積・活用する「考動知図」

「現場の知恵」を積上・活用する「考動知図」(こう・どう・ち・ず))

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〒942-0036 新潟県上越市東中島1943-91

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2016年

「失敗」の定義で人生が変わる

図解:「失敗」の定義で人生が変わる

「失敗」の定義で人生が変わる

失敗は誰にでもあります。
でも、活かせる人と活かせない人がいます。

その違いは..
「失敗」の定義の違いにあります。

エジソンの白熱電球の開発で、
世界中から 6,000種類もの材料を取り寄せ実験した。
研究室にあったせんすの竹でフィラメントを作ったところ
200時間灯(とも)った。
材質を竹にしぼり10万ドルの費用をかけ20人の調査員を
竹採集のため世界に派遣1,200種類の竹で実験した。 
とのことです。(Wikipediaより)

後にエジソンは、
 「私は一度も失敗していない。
  うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ。」

と語っています。

アメリカの発明家のチャールズ・ケタリングは
 「成功の99パーセントは、いままでの失敗の上に築かれる」
という言葉を残しています。

失敗するということは、
新しいことに挑戦して成長しているということです。

失敗を

 1.発見・学び
   できないことが分かった・別のやり方へ

 2.出発点
   新しいやり方で再出発するきっかけ

 3.気づき・再確認
   何のためか自問自答・意味を深める

このように考えませんか!

こう考えると
失敗は「財産」になります。
 
「失敗」は、自分の新しい可能性に挑戦した証です!

西洋の格言に
 「成功は忘れよ、失敗は記録に残せ」
と言う言葉があります。

人は、どうしても成功を思い出しがちです。
つらい失敗は忘れようとします。
この心理のおかげで、人の心は暗くならずにすむと言われています。

そして..
「失敗は忘れよう、次にうまくやればいいのだ」となります。
でも、これでは失敗から学べません。
学べなければ、同じような状況が来れば失敗を繰り返します。

職場に、同じような失敗を繰り返す人はいませんか?
逆に、どんどん成長していく人はいませんか?

失敗事例は情報の宝庫です。

元バスケットボール選手のマイケル・ジョーダンは
何度も失敗した、それが成功の理由だと言っています。
「9000回以上シュートを外し、300試合の勝負にも敗れ、
勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗した。それが成功の理由だ。」

仕事の現場で発見したことを、記録して残していきませんか?!
それは「知恵」の蓄積になり、競争力の源泉になります。
仕事を考える材料であり、新人に教えるツールになります。

失敗から積極的に学ぶ事で、社内での存在感もアップします。

■講座案内■

 「現場の知恵」を積上げ「強み」を築く方法
 ~みんなが現場で工夫し、競争力を高める仕組み創り~

【開催日時・会場】
 ●日時 2016年7月25日(月) 10:00-17:00
 ●会場 [東京・大井町]きゅりあん4階
 http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC160715.php

【講座の目的】
現場には、失敗からの気づきや学びという「現場の知恵」があります。
でも、その多くは個人の頭の中にあるだけで組織の知的財産にはなっていません。
そのため、同じような問題が繰返されたり、社員が辞めることで無くなってしまいます。
会社の成長には「現場の知恵」を、「成果をあげるメカニズム」として、
積上げ・共有し・みんなで改善し続けることが必要です。それが「強み」を築きます。
社員は、ロボットのように動けと命令されたらやる気になりません。
自分で「気づき・考え・工夫したこと」が社内の標準として採用されることは
頑張る原動力になり、みんなに評価されることで仕事の手応えを感じます。
「現場の知恵」とは、簡単に言うと、社員全員で自社のオリジナルの
「仕事の教科書」を作成することです。
「成果をあげるメカニズム」を可視化することは安定的な成果を生み出す標準となり、
新人を即戦力化することや、仕事品質の担保、改善を積上げる土台ともなります。

「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

図解:「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

 

仕事の実力は、どこから生まれるのでしょうか?

数年で実力をつけて成長する人がいる反面、
10年・20年たっても同じような失敗を繰り返す
人もいます。

同じ仕事についていても
人によって成長速度が大きく違います。

違いは、どこにあるのでしょうか?

初めての仕事に就いた時には
そのことに対して知識や技能はゼロです。

でも、現場で体験をしていくことで成長していきます。

この体験を、どう活かすかが重要なんです。

現場で仕事をしていくとき
「体験」で済ませてしまう人と
「経験」として蓄積する人の違い

だと考えます。

  詳しくは

  体験から学び、「知恵」を積上げる
  → http://www.teoria.jp/?p=2615

体験を経験にコツコツ書き溜めると..

だんだんと3つの力がアップします。

1.気づく力がアップ(現場で発見)

  書き貯まるほどに、自分の基準がしっかりできてきます。
  その上、未来を自分で築く意欲も膨らんできます。
  その基準と未来への期待との「差」から「気づく」ことができます。

2.考える力がアップUP(言語化・構造化)

  書くことは考えることです。書くことで現場を論理で考える事になります。
  書いて記録した言葉の利用事例から適切な言葉を選び出しやすくなります。
  組み立て事例を参考にすることで、新しい問題の構造化がしやすくなります。

3.工夫する力アップ(改善策を立案)

  他の事例を参考にすることで、新しい問題への解決策を立案しやすくなります。
  実証した因果関係や構造を利用する事で、解決策が組み立てやすくなります。

この3つの力がアップするということは
仕事の力が高まっていくということです。

私は、25年くらい前から、
現場で気がついたことを、構造で考え、図解で書き貯めました。

やったことは
 ・問題を分解し構造化したもの
 ・モノやコトの構成要素を構造化したもの
 ・因果関係の事例
 ・手順や進め方の事例
 ・成果につながる手順
 ・作業などを上手くやるコツ
 ・発見した新しい視点
 ・二項対立の例
 ・著名人の言葉
 ..などなど
コツコツパワポで1枚にまとめて書き溜めてきました。

最初は、ほんとに陳腐なものでした。
人に見せても、理解してもらえませんでした。

苦労して作ったものが裏紙として
メモ用紙にされたこともありました。

コツコツ長くやってきて、
だんだんと役に立つものを書けるようになりました。

私の経験では、100枚が最初の壁です。

それまでは、成長を実感できませんが、
しっかり考えて作成した100枚を超すと、
ぐんと楽につくれるようになります。

だんだんと「3つの力」がついたと実感できました。

現場で、何か「ピン!」ときたら..

過去に作ったパワポの資料が頭に浮かびます。
あの資料とこの資料の該当部分を持ち寄って
新しい1枚をつくることができます。

私は、途中からこれを専門にしようと考えたので
1万枚を目指しました。

まあ、中途半端なものもあります。
著名人の言葉で1枚になっているものもあります。
それでいいんです。

今は、これまで書き溜めた1万枚のパワポを使って仕事をしています。

誰にでも、
人の役に立つノウハウを創ることができる体験はあります。

それを、紙に書き出すこと役に立つ「知の商品」になります。

「現場の知恵」の蓄積で「問題解決力」がアップする

図解:「知恵」の蓄積で「3つの力」がアップする

仕事の実力は、どこからくるのでしょうか?

短期間で、頼りになる仕事をする人と
何年やっても、安心して任せられない人がいます。

何が違うのでしょうか?

現場で仕事をしていくとき
「体験」で済ませてしまう人と
「経験」として蓄積する人の違い
だと考えます。

では、体験と経験の違いとは?

「体験」:目の前で起こった出来事・事実
(例)炎上プロジェクトに入れられて、苦労した。
もう二度とやりたくない。

「経験」:問題解決の方法論を積上げる
(例)炎上プロジェクトで、○○の発見をした。
次にかかわるプロジェクトで〇〇に注意しよう。

この違いです。

経験10年とか20年と言っても
単純に就業年数だけの「体験」だったら意味がありません。
その作業としての仕事のの習熟度は高まるだけです。

「体験」を「経験」に高めることが、
実力アップ、成長することにつながります。

現場での「体験」で、
困ったこと、悩んだことなどの問題を
克服すると「現場の知恵」が生まれます。

これをコツコツ書き溜めると..

だんだんと3つの力がアップします。

1.気づく力がアップ(現場で発見)

書き貯まるほどに、自分の基準がしっかりできてきます。
その上、未来を自分で築く意欲も膨らんできます。
その基準と未来への期待との「差」から
「気づく」ことができます。

2.考える力がアップUP(言語化・構造化)

書くことは考えることです。
言葉で表現し構造で理解することです。
現場を論理で理解する事になります。
過去の事例を参考にすることで、
新しい問題の構造化がしやすくなります。

3.工夫する力アップ(改善策を立案)

他の事例を参考にすることで、
新しい問題への解決策を立案しやすくなります。
実証した因果関係や構造を利用する事で、
解決策が組み立てやすくなります。

私は、20年くらい前から、
現場で気がついて、
・問題を分解し構造化したもの
・モノやコトの構成要素を構造化したもの
・因果関係の事例
・手順や進め方の事例
・成果につながる手順
・作業などを上手くやるコツ
・発見した新しい視点
・二項対立の例
・著名人の言葉
..などなど
コツコツ書き溜めてきました。

今は、約1万枚あります。

最初は、ほんとに陳腐なものでした。
人に見せても、なんだか理解できなかったようです。

苦労して作ったものが裏紙としてメモ用紙に
されたこともありました。

長くやってきたことから
たくさんの蓄積ができました。

なにか「ピン?」ときたら..

過去に作ったパワポの資料が頭に浮かびます。
あの資料とこの資料の該当部分を持ち寄って
新しい1枚をつくることができるようになりました。

何か問題が発生したら
過去の事例を参考に考えることがやりやすくなります。
記録に残っているからです。

頭の中に、うろ覚えであるだけだったら
記憶は変形し忘れてしまうことも多いので
過去の事例は上手く使えません。

構造で理解して
記録してあることが大切です。

今は、この1万枚のパワポを使って仕事をしています。

書き溜めると、自分の得意分野が見えてきて、
それが競争力を持つ「強み」となります。

是非、自分の体験を経験にして積上げましょう!

やっとキュウリが、なり始めました(^^♪

キュウリの苗が成長して、やっとなり始めました。

頑張って作った柴が役に立ってきました。

池田秀敏:キュウリ

今朝は、5本のキュウリが採れました。

池田秀敏:キュウリ

まだまだ、小さなキュウリがあります。
これが、どんどん大きくなっていきます。
夏は、やっぱりキュウリですね。

池田秀敏:キュウリ

ゴーヤの赤ちゃんが(^◇^)

テオリア:池田秀敏・ゴーヤ

今年、植えたゴーヤに赤ちゃんが(^◇^)

苗を2つ買ってきたんですが..
1つは、枯れてしまいました。

小さなゴーヤがたくさんついたので
たくさん食べられそうです。

今年は、父が入院していたので
私が畑をやりました。

これまでは、父の指示で「作業」をやっていたのですが、
自分で判断する必要がありました。

同じようにやっていても、違うんですよね。

問題と課題の定義

図解:問題と課題の定義

問題と課題の定義

問題と課題をなんとなく使っていませんか?

辞書で調べてきみました。

問題 
1、答えさせるための問い。解答を必要とする問い。題。 」
2.取り上げて討論・研究してみる必要がある事柄。解決を要する事項。
3.取り扱いや処理をせまられている事柄。
4.世間の関心や注目が集まっているもの。噂(うわさ)のたね。
5.面倒な事件。厄介な事。ごたごた。

   http://www.weblio.jp/content/%E5%95%8F%E9%A1%8C

課題
1.仕事や勉強の問題や題目。
2.解決しなければならない問題。

  http://www.weblio.jp/content/%E8%AA%B2%E9%A1%8C

何だか、しっくりきません。

そこで、大胆に図解しました。

「問題」を
「あるべき姿と現状との負のギャップ」としました。

「課題」を
「あるべき姿へ改善していく段階」としました。

仕事の現場でよく使う「問題と課題化する」という
言葉にも納得できます。

例えば、目的地につながる道が崩れて通れないとします。

問題は
 道を通れないということ。

課題は
 目的地に行くための方法を考えること
  ・迂回路を探す
  ・簡易な橋を架けたり、丸太をかけて崩れた部分を渡る
  ・ヘリコプターに乗って崩れた部分を渡る
 など様々な方法が考えられます。

道を通れないという状態を解決するために
別の方法を考えることです。

様々な方法が考えられます。、

つまり、問題とは、
すでに発生していることであり、
自分の意思とは無関係なく存在します。

課題とは、
自分で意識で設定するものです。

混同されますが、
問題は、具体的な困った状況を指し、
課題は、問題を解決するための取り組み方法を示します。

現場の知恵を積上げるときは
問題と課題を意識して
 ・問題の分析方法
 ・課題の立案方法
を一般化して書き溜めることです。

これを意識すると、問題が起こるたびに
自分の「強み」を積上げる方法論がたまると
嬉しくなります。

クルミの実がつきました

クルミって、ブドウのような実なんです。

ただ、この実を食べるのではなく
実を腐らせて種の部分を食べます。

山の崖に木ああり
実が沢に落ちて
実が腐る。

その腐った実の部分を
沢の水で洗って
種を取り出して乾燥させます。

それがクルミになるんです。

池田秀敏 テオリア くるみ